
アウトドアで鍛え上げた技術と、街でも映えるデザイン性。その両立こそザ・ノース・フェイスが支持される理由だろう。今シーズン、そんなブランド哲学を体現するフットウェアの新作が登場した。
「VECTIV Thunder GORE-TEX」と「Nuptse Bootie Backzip GTX」。いずれもGORE-TEXメンブレンを搭載し、防水・透湿性を備えた全天候対応モデルだ。
トレイルランの遺伝子を宿す「VECTIV Thunder GORE-TEX」

「VECTIV Thunder GORE-TEX」3万9930円/ザ・ノース・フェイス(ゴールドウイン カスタマーサービスセンター 0120-307-560)
まず注目したいのが、「VECTIV Thunder GORE-TEX」だ。トレイルランニング由来のソールテクノロジーを採用し、悪路でも安定した推進力を生み出す。ロッカー構造のEVAミッドソールが歩行を効率的にサポートし、長時間の移動でも疲れにくい設計となっている。

アウトソールには、天然ゴムを10%配合した「Surface CTRL」ラバーを使用。濡れた岩場や土道、街のアスファルトでも高いグリップ力を発揮する。さらに防水透湿素材としてGORE-TEXメンブレンを採用し、突然の雨や雪にも対応。

デザイン面では、斜めに走る特徴的なファスナーが目を引く。単なるアクセントではなく、防水性を確保しつつ着脱のしやすさも考慮した設計だ。履き口は足首にしっかりフィットし、パンツの裾を被せてももたつかない。アウトドアフィールドはもちろん、タウンユースでも映える汎用性の高さが魅力だ。
2/2