エストネーション鷲頭直樹の着流しスーツ論「今だからこそできる“遊び”を自由に楽しみたい」

スーツとの本格的な出会いは、新卒で入社した大手セレクトショップのドレススタッフへの配属。単にビジネス服としてではなく、ファッションとして学んだことが、その後スーツを自分らしく楽しむ基礎となった。
「当時はクラシコ・イタリア全盛で、ハズす、着崩すといった概念はなく、むしろ厳格なドレスコードから外れることは許されなかった。ノータイですらイヤミを言われるほど。そんななかでいかに個性を出すか、日々苦心していました」。
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