上品な素材感がアレンジの幅を広げる
映画や大河ドラマなど、多くの映像作品で重要な役どころを演じるだけではなく、先日閉幕した大阪・関西万博では、木材を使った巨大なアート作品を出展。
フィールドを限定せずに、クリエイティブな活動を続ける青木さんは「常に表現者として、世の中に何か引っ掛かるような発信をしていきたい」と語る。
私服に関しては、意外にも派手好きとのこと。
「根は関西人気質なので(笑)。ただ、アウターに関しては別。シンプルで匿名性のあるデザインを選びます。そのほうがコーディネイトの自由度があるし、インパクトのある柄物とも合わせられる。気分によってアレンジできる一着がいいですね」。
そんな青木さんが、まず袖を通したのは、コーチジャケット。とはいえ、よく見かけるシャカシャカ系ではない。伸縮性のあるハイブリッドメルトンで仕立てた一着だ。そのぶん、温かみがあり、大人っぽく見える。
「ベースはクラシックで過度に主張せず、自然と身体に馴染む。こういうシンプルな羽織りものが似合う、しっかりと存在感のある人間でありたいと常々思っています」。
ジャケット1万6500円、ニット1万2100円、デニム1万2100円/すべてビーミング by ビームス、靴3万4100円/クラークス(すべてビーミング ライフストア by ビームス アーバンドック ららぽーと豊洲店 03-3532-3100)
その言葉どおり、カジュアルなコーチジャケットを大人らしく堂々と着こなす青木さんからは、表現者ならではの風格を感じる。
「それは、今の役作りで髭を伸ばしているからかもしれませんね(笑)。こういうルックスだと、ウェアはきっとシンプルなデザインのほうが相性良くハマります。ビーミング by ビームスの服は、どんな個性にも寄り添う守備範囲の広さが持ち味ですね」。

長身でガッチリとした見た目から、何かスポーツの経験があるのかと思いきや、普段の運動は「家の近くの散歩ぐらい(笑)」なのだという。
「あと、自分が身体を動かすときと言えば、もっぱら旅。撮影で色々なところに行くのですが、そのついでにローカルの土地を歩き回って、その場所ならではの景色を見るのが好きです。そんなそぞろ歩きには、飾らず楽に着られるアウターがいい。まさにこのコーチジャケットは理想の一着です」。
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