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スタートは「缶」。バドワイザーから届いた1本の連絡



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「最初にバドワイザーさんから連絡が来たのは、ちょうど去年の11月。“一緒に何かやりませんか?”っていう突然のオファーだったんです。実はその頃、ちょうど自分でもバドワイザーの古着ジャケットをカスタムしていて。eBayで見つけたバドのタオルを縫い付けたりして遊んでたタイミングだったので、これは何かの縁かもって思いましたね」。

   プロジェクトの起点は、バドワイザー缶のデザイン提案。打ち合わせを重ねるうちに「せっかくだからスケートボードも作ろう」という話に発展。

プロジェクトの起点は、バドワイザー缶のデザイン提案。打ち合わせを重ねるうちに「せっかくだからスケートボードも作ろう」という話に発展した。


缶デザインを再現したボードを約150枚制作・スケーターなどに配布し、使用後に回収。それらを解体・再構築し、アート作品として展示した。

缶デザインを再現したボードを約150枚制作・スケーターなどに配布し、使用後に回収。それらを解体・再構築し、アート作品として展示した。


「全部が返ってくるとは思っていなかったんですけど、意外と多く戻ってきて。それを細かくカットして、薄板にし、コラージュとして仕上げました。かなり手間がかかりましたね」。コンケーブやキック(反り)を丁寧に平面化していく工程。そこに宿るのは、クラフツマンシップともったいない精神だった。
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