

10月17日金曜・中目黒の夜、「Budweiser(バドワイザー)」のビールを片手に人々が集まったのは、ただのアート展ではない。スケートボードの端材を使った彫刻作品「Haroshi can mosh pit」、グラフィティにも似た躍動感を持つ「Dancing Haroshi can」プリント、Tシャツ、スウェットが並ぶ場所。ストリートとアート、再生と創造、個性と共鳴そのすべてを“Bud”の名のもとに結びつけた「Buds of Bud Art Show」である。
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この日並べられたアートピースは、どれもHAROSHIの手を通じて生まれた“新たな命”。バドワイザーとのコラボレーションというフィルターを通してもなお、その作品群は驚くほど“らしさ”に満ちていた。

OCEANSは、会場設営の合間を縫ってHAROSHIさんに話を聞いた。再生、衝動、カルチャーの記憶、そして「ただカッコいいだけではなく、人が手にとって笑顔になるようなものを作りたかった」と語るその姿には、アーティストとしての“核”が確かにあった。
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