苦手な電車移動から解放されたいま
痛々しい事故から6年。苦手な人混みと電車移動を耐え、車という自由を手にした感想は?
「もう電車でいいやっていう心境にはなってたんですけど、やっぱりいいですね。最高です。いままでは吉本が用意してくれる送迎バスに乗って、芸人と一緒に劇場に行ってましたが、最近は自分の名前の横に『自走』って書き込める。憧れだったのでうれしいです。
あと、車は夏は涼しいし、冬は温かい。言うことなしです。いざというときには車中で寝れるのも安心感がありますね」。
赤羽さんといえば大のスニーカー好きとしても知られる。この日、見せてくれたのはトランクに積んだ7足のmy favorites。
なかでも気に入ってるのはOnの「クラウド 6 コースト ミタ」。
さらに、これから楽しみにしているドライブプランもある。
「昔から僕はサザンが大好きなので、『慕情』をかけながら湘南方面を走ることが目先の楽しみです。自然にも出かけたいですね。ちょうど車中泊キットを買おうと思ってるところです」。

相方・児玉智洋さんとの仲の良さは芸人の間でも有名だが、そんな児玉さんも、赤羽さんに触発されて車の購入を検討しているという。さすがの幼なじみぶりだ。
「僕らは仕事以外でも一緒にご飯やサウナに行くコンビなので、児玉も僕と同じくらいこのエクストレイルに乗っています。そのうちあいつも車が欲しくなったみたいで、いま店長に探してもらってるんですよ(笑)。
4歳で知り合ってるので、もう40年以上の付き合いですね。学生時代は待ち合わせして塾に行っていたし、養成所もその延長。いまもそのノリがずっと続いている感じです。児玉が車を買ったら、そのときはまたぜひ取材をお願いします!」。

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生死の境目を彷徨ってから約6年。あのとき失ったスピードも自由も、いまはこの車が埋めてくれる。特別仕様のエクストレイルとともに、赤羽さんの人生は静かに加速を始めたようだ。
コントツアー概要『サルゴリラのコントと旅2025』料金:前売券4000円、当日券4500円公演スケジュール愛知公演:11月29日(土)13:00開場/13:30開演会場:今池ガスホール(名古屋市千種区今池1丁目8-8)東京公演:12月6日(土)13:00開場/13:30開演会場:YOSHIMOTO ROPPONGI THEATER(港区西麻布1丁目2-9)チケット購入はこちらからチケットぴあ 公式サイト