
従来の常識を打ち破る革新的な存在は、いつの時代も燦然と輝き、時代を越えてエポックメイキングとなる。
登場“以前と以後”で人々のスタイルや価値観を確実に変えた例は枚挙にいとまがない。
単なる“電話”から“生活のハブ”へと存在意義を拡張させたApple「iPhone」、“好きなときに観る”というエンタメの消費リズムを根本から刷新した「Netflix」、“街全体のメニュー”をスマホに集約し、テイクアウトの常識を変えた「Uber Eats」……。
こうしたプロダクトやサービスは、人の生活に寄り添いながら、その地位を不動のものにする。
では、そんな革新性を体現する時計ブランドはどこか。きっと、ウブロほどしっくりくるブランドは存在しないと思う。
【写真7点】「時計界に新たな“水流”を生むウブロの革新。「メカ-10」搭載のスペシャルピースとは?」の詳細写真をチェック
日本におけるフラッグシップショップ、ウブロ銀座ブティック。洗練された空間で時計と出会う体験は、格別のひとときとなる。
ウブロが掲げる、「The Art of Fusion(異なる素材やアイデアの融合)」がすべてを物語るように、従来の高級時計の文脈にとらわれない自由な発想で、時計ブランドとしては後発にもかかわらず、業界のトップリーダーに君臨。
具体的な例を挙げると、ウブロ以前では“御法度”とされていたゴールド素材とラバーの融合、審美性の高いサファイアクリスタルの活用、スポーツや芸術分野との大胆なコラボレーションなど。また、それらを実現させるための高度なクラフツマンシップが、ブランドの屋台骨となっていることは言うまでもない。
「MP-17 メカ-10 アーシャム スプラッシュ チタニウム サファイア」世界限定99本。チタンケース(サファイアクリスタルベゼル)、42㎜径、手巻き。904万2000円/LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ウブロ 03-5635-7055
そんなウブロの姿勢を象徴する、かくも刺激的な時計がリリースされた。“水”をテーマにした「MP-17 メカ-10 アーシャム スプラッシュ チタニウム サファイア」である(あえて機械式時計の“天敵”から着想を得るというコンセプトが愉快!痛快!)。
アメリカ・オハイオ州クリーブランド生まれ。ニューヨークを拠点に活躍する現代アーティスト、ダニエル・アーシャム。ファインアート、建築、パフォーマンス、映画など幅広い分野で活躍。ポケモンやディズニーとのコラボレーションでも有名だ。
この時計をプロデュースしたのは、アメリカ人アーティストであり、ウブロのアンバサダーを務めるダニエル・アーシャム氏。“水”の流動的なフォルムや透明性を時計で表現した。
ディテールを見ていこう。水しぶきをイメージしたサファイアクリスタルのベゼルには、ウブロ初の試みとして「フロスト加工」を施す。これは「FROST=霜・氷結」のとおり、素材の表面に砂を吹きつけ研磨。すりガラスのような質感に仕上げる加工技術を指す。
金属でこの加工を採用した時計はしばしば見受けられるが、サファイアクリスタルでの応用は世界初ではないか? またビスを打ったデザインも、まさにウブロのDNAそのものだ。

搭載するムーブメントは、圧巻の機能美を宿す「メカ-10」。約10日間(240時間)のロングパワーリザーブを実現させたもので、ゼンマイを収める香箱をふたつ備えたツインバレル仕様だ。
今年発表した最新の「メカ-10」を搭載しており、小型化に成功したことでケースとダイアルのデザインに大きな創造性が生まれ、水をイメージした流れるような曲線とスプラッシュ型の開口部がより強調されるデザインとなった。

閉鎖的な時計業界に新たな風、いや、新たな“水流”を送り込むウブロのスペシャルピース。その革新性は、素材とデザインの双方から見る者を圧倒する。時計のスタイルそのものを塗り替える存在。時計界のエポックメイキング、だと思うのだがいかがだろうか。
[問い合わせ]LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ウブロ03-5635-7055