「挑戦」が原動力。常に枯渇しているくらいが自分らしい

岩田さんが手掛ける「ゴッド オンリー ノウズ」のアクセサリー類。ともにプロダクトへのこだわりが感じられ、シルバーブレスレットの腕時計と好相性だ。バングル3万9600円、ネックレス2万2000円、リング各2万3000円/すべてゴッド オンリー ノウズ https://godonlyknows.tokyo/pages/contact
「腕時計好き」と語る岩田さんに改めて、「1968 ダイバー」についてのインプレッションを伺った。
「スポーティなダイバーズウォッチでありながら、ドレッシーなスタイルにも似合うエレガンスを備えている。デニムのようなカジュアルに映えるのはもちろんですが」と、その気品ある佇まいを実感。
1968年当時に世界最高水準のハイビートムーブメントを搭載した、メカニカルダイバーズをベースとし、鏡面とヘアラインの大胆な磨き分けを施したアイコニックなデザインが一流の表現者の心を掴んだ模様だ。
また、セイコーが得意とするケースへのゆがみのない鏡面仕上げや、艶感が美しい、セラミックスベゼルなどのエクステリアが、そうした印象作りに貢献しているのも間違いない。
「今回着用したデニムのセットアップをはじめ、ストライプのシャツもいいし、スーツにだって似合いそう。青と白が効いているので、嫌みに見えず、爽やかなアクセントになりますよね」と、着こなしのアイデアが広がっているようだ。

一方で、300mを誇る高い防水性や、手首のアタリを回避した4時位置のリュウズなど、道具としての作り込みや実用性についても言及。
「オーセンティックなデザインを残しながら、実用機能をブラッシュアップして現代の腕時計として成立させている点は、すごいと感心してしまいますね」。
ダブルロックが付いたワンプッシュダイバーアジャスター方式の新型バックルを採用。簡単な操作でサイズを微調整できる機能についても「すごい」と感心しきり。
岩田さんにとって、腕時計とはどんな存在なのだろうか。
「腕時計って究極の趣味。だから、他人に理解されなくても全然問題ないと思っているんですが、腕時計好きが集うと、自然と、“それ持っているんですね”とか、“そのブランドが好きなんだ”とか、会話が盛り上がるコミュニケーションツールになる。そんな点も魅力です。
もちろん、ファッションの一部としても機能します。でも、結局は“チラ見え”なので、やっぱり自己満足な部分は大きいですね(笑)。
それでも、それなりの金額を費やしても欲しくなってしまう。いわば、腕元から気分をアゲてくれるスイッチのような存在。このダイバーズウォッチも、自分の気持ちやモチベーションを盛り上げてくれる稀有な一本だと思います」。
ともに「挑戦的な姿勢」が重なり合うセイコー プロスペックスと岩田さん。岩田さんにとって“挑戦”が意味するものとは?
「現状に満足してしまうと、“挑戦しなくてもいいや”となってしまうもの。ちょっと枯渇している感じが僕らしいのかな。過去をなぞっているとどうしても不安になってしまう性分なので、新たな自分を常に探す意味でも、自分にとって挑戦は、あらゆることの原動力になっています」。
[問い合わせ]
セイコーウオッチ
0120-061-012
セイコーオンラインストア
https://store.seikowatches.com