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2025.10.12

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“奥渋”の食事処「魚力」を渡辺真史が探訪。「ここ以上の味には、いまだに出会えません」

渡辺真史●1971年、東京都生まれ。ベドウィン & ザ ハートブレイカーズのディレクター。ローカルとインターナショナル、2つの視点で東京をクルージング。

渡辺真史●1971年、東京都生まれ。ベドウィン & ザ ハートブレイカーズのディレクター。ローカルとインターナショナル、2つの視点で東京をクルージング。


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通称“奥渋”、神山商店会の一角に位置する「魚力」。

鮮魚店として120年以上前に創業し、今では食事処として大人気。店名は、初代の鈴木力蔵さんに由来する。

現在、仕入れと水場を担当する4代目 鈴木安久さんを訪ねた。

「魚力」

渡辺 気軽に魚を食べたいときは、ここが一番。お洒落な店舗が増えていく一帯にあって、こういう昔ながらの場所はとても貴重です。
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鈴木 確かに、この辺はだいぶ変わりましたね。僕が子供の頃は、喫茶店もなかった。白洋社はビルじゃなく、工場がそびえ立っていました。

渡辺 「魚力」の創業はいつですか?

鈴木 正確な年はわかりません。最初は大森で、青山を経てここに移ったのが約80年前。明治38年の資料が見つかったので、少なくとも120年前には商売をしていたようです。

渡辺 老舗の貫禄をひしひしと感じます。「魚力」の料理は見てくればかりがいい食事じゃなくて、本当においしい。特に好きなのが、「あじなめろう」です。大根のツマと混ぜて、ご飯と一緒に海苔で巻く。ここ以上の味には、いまだに出会えません。
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