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BEVとしての完成度は?
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「バッテリー容量は84kWhで、現実的な航続距離は300〜400㎞ほど。最近の急速充電器事情も良くなってきているし、日常使いなら不便は感じないはずです」。



ここまでお話を聞くと、褒めっぱなしですけど(笑)。
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「はい。ワーゲンバスのDNAを継ぎつつ現代的にアップデート。遊び心のあるデザインに快適な走り、街でもアウトドアでも映える存在感。僕も欲しいですよ!

ただ、息子がもう大学生と高校生なので、今のライフスタイルではどうしても必要性が……いや、それでも欲しいなぁ……」。



ひとりで乗るおつもりですか。しかも長距離ドライブへ?

「重要なのは必要かではなく、“欲しい”かです!」。

なるほど。クルマ選びに悩まれし全国のOCEANS世代にそのままお伝えしたい言葉です。



「ただし……あえて言うなら、やはり価格がネック。車両価格は約889万円〜、ロングホイールベースで約997万円〜。自宅近くの販売店で見積もりを出してもらったら、それぞれ1050万円と1115万円になりました。それから日本の環境ではボディサイズが気になる方もいるでしょうね」。

日本のファミリー層にはなかなか手が出しづらいですね。

「正直“価格以外に弱点がない”と言ってもいいくらいクルマとしての完成度は非常に高いです。輸入車でも国産車でも、このクオリティのEVミニバンはほかにない。

もし価格が下がれば、日本でもっと売れるでしょう。価格とサイズ以外はパーフェクトです」。

懐かしさと新しさ、実用性と遊び心。その全部を、スクエアな可愛いボディに詰め込んだID. Buzz。クルマに詳しくなくても、思わず「いいな」と思える存在感。気になる人は、ぜひ!

「いやぁ、もう少し高速も含めて、ゆっくり乗りたかったぁ」。
安東弘樹●1967年、神奈川県生まれ。愛車遍歴およそ50台を誇る生粋のカーガイで、ドライブはただひたすらクルマを運転していたい派。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。現在はBMW X5 PHEV、電気自動車プジョー e-208などを所有する。

動画はコチラ!



OCEANS11月「やっぱりデニムは、人だ。」号から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック

佐藤 裕=写真 カストロ利樹(c3ec-creations)=編集・文 樽見祐佳=撮影協力

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