往年のワーゲンバスが蘇った！ レトロでハイスペックな電動ミニバン「ID. Buzz」を試乗レポ

「クルマスター☆安東弘樹のDRIVE TALK」とは……
▶︎すべての写真を見る

電動ミニバンとして生まれ変わった話題の「ID. Buzz」を、安東弘樹さんが忖度なしで評価！

84kWhバッテリーとリア駆動のモーターで最高出力286ps、充電走行距離（WLTCモード）約524kmを実現。ワイドボディと約3mのホイールベースがもたらす広大な室内空間が特徴だ。

レトロで愛嬌あるデザインと最新のEV技術を融合した“次世代のファミリーカー”に、早速試乗してもらった。

往年のワーゲンバスが、電動になってカムバック！

888万9000円〜／フォルクスワーゲン　0120-993-199

安東さん、試乗お疲れさまでした！ずいぶんご無沙汰でしたが、お変わりありませんか？

「体調はバッチリです。でもまだまだ暑いですね。ただ、このID. Buzzはそんな暑さにも負けない、熱いクルマでした。もう少し乗り込んでみたかったな。本当にいい出来栄えでしたから」。

今回の一台はフォルクスワーゲンから登場したBEV（電動車）のミニバン、ID. Buzz。懐かしさと未来感が同居する、まさにレトロフューチャーな一台ですね。

「この佇まいは反則級ですよ。それに今までなかったBEVミニバン、ついに来たかと！」。

「往年のファンにはたまらないツートンカラーとディテール。例えば、昔のワーゲンバスにも備わっていたこの小窓がツボです。実はこれ、電動で“スーッ”と開くんですよ。しかもイグニッションONで、運転手がいないと開閉できない。レトロ感と現代的機能の塩梅が絶妙で、オリジナルの“味”をちゃんと残しているのがうれしいですね」。

内外装色もキュートですね。

「愛嬌のあるフォルムとマッチしていますよね。外装と内装の色がリンクしていることもポイント。さらに小窓の電動開閉は、往年のワーゲンバスへのオマージュ。過去と現代のバランスが絶妙です」。