
カジュアルスタイルにおけるタックインがトレンド化、一般化しているのはご存知の通り。一方で、ハイウエストの増加についてはいかがだろうか。ルーズな合わせをインして引き締める、そんな従来のメソッドとはひと味違う彼らの装い、とくとご確認あれ。
【写真9点】「トレンド加速中『ハイウエストのタックイン』」の詳細を写真でチェック① 痛快&スタイリッシュな、あからさまハイウエスト

シャツ=ノーブランド カットソー=フルーツオブザルーム パンツ=古着 シューズ=ヒデヤハウス 眼鏡=ジュリアスタートオプティカル 腕時計=セイコー ブレスレット、リング3=ともにヴィンテージ リング=ガガン リング2=ヨン ベルト=トリーレザー
▶︎鈴木さんのスナップをすべて見る鈴木 凌さん(30歳)ヒゲもタトゥーも個性的な雰囲気のある佇まいに、モノクロのタックインスタイルが気持ちいいほどハマる。カットソーはフルーツオブザルーム、パンツは古着でセレクトした。あからさまなハイウエストが痛快、そしてスタイリッシュ。
トゥーマッチに巨大化したヒデヤハウスのタッセルやセイコーの金時計など、ディテールの見せ方もウィットに富む。狙い澄まして、ハズさない。トータルで見て、堂に入っている。


② 素直な“自分色”で難解ミッションをサクッとクリア

Tシャツ=ギャップ デニム=ユニクロ シューズ=ジーエイチバス 眼鏡=古着 ベルト=リーバイス
▶︎高辻さんのスナップをすべて見る高辻雄乃さん (23歳)ハイウエストなワイドフレアという難度の高いインディゴデニムを、同色のTシャツを素直に合わせてあっさりと“自分色”に。さらに、ギュッとベルトを締めて個性をプラスした。
アイウェアと腰回りのキーホルダーという必要最小限の装飾品が、潔いシンプルスタイルを後押し。ギャップ&ユニクロという服のブランドチョイスにも注目したい。

③ 黒揃えの落ち着きと、鮮やかなハズしのいい塩梅

Tシャツ=エイチアンドエム パンツ=タンジェント スニーカー=ニューバランス 帽子=フォーティーセブン サングラス=ブラン 腕時計=アップル バッグ=バトナー
▶︎田島さんのスナップをすべて見る田島優一さん(42歳)メインに据えたのは、いわゆる軍パンとは一線を画すパンツ専業ブランドの1本。その美しいシルエットを存分に活かすべく、上品かつ軽快にまとめた。
ハイウエストのタックインを支える編みベルトを皮切りに、ブランのアイウェアやバトナーのバッグ、そしてスニーカーは黒で揃えて統一感を強調。で、キャップで鮮やかにハズす。グッドセンス!
ちなみにスニーカーはニューバランス。「991」と「992」の要素を融合させたデザインと、機能性を両立させた「993」。通称“トリプルブラック”はどんなコーデにも確実にハマる。


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品良くこなれた印象になるのと同時に、スタイルアップの効果まで狙える。ハイウエストのタックイン、実はいいことばかり。ゆるっと系のタックインもいいけれど、たまには気分を変えてこっちも挑戦してみよう!