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「人に喜んでもらいたい」。これぞ称賛すべき精神


――2025年10月現在、クラウディは約4550名の子どもたちの教育の機会を、約630名の女性の雇用を、約280万食の給食を届けている。また、近年は日本の理容技術を伝えるバーバーアカデミーや、映像制作者やテキスタイルデザイナーを育成するクリエイティブアカデミーも設立。アフリカから世界に羽ばたく人材を生み出す環境作りにも取り組んでいる。さらに25年6月には新ブランド「ザ ユニバーシティ」を立ち上げた。次々に新しい事業に挑戦しているが、その根幹にあるのは「人に喜んでもらいたい」という気持ちだという。



アンパンマンの原作者・やなせたかしさんがどこかで仰っていた「人生は、喜ばせごっこ」という言葉。これが私の行動の指針であり、迷ったらいつでも立ち返る原点です。

「人に喜んでもらいたい」「誰かのために働きたい」という想いは、そもそも日本人に生来備わっているものなんだろうと思います。昨今「日本はもうダメだ」「日本に明るい未来はない」といった悲観的な声が蔓延していますが、私は日本ってすごく素敵な国だと思っているんです。情熱を持って本気で一生懸命仕事をして、誰かに喜んでもらうそのひとときのために頑張る。

今日履かせていただいたGEL-BIZも同じではないでしょうか。革靴なのにスニーカーのように快適で、日本人の足に合う。さらには雨の日だって気兼ねなく使えて、デザインも格好いい。アフリカに履いていっても後悔しないどころか、きっと頼れる存在になってくれますよね。

いい意味で期待を裏切って「そこまでやらなくても」というところまでこだわっている。まさに日本人のメンタリティを凝縮したようなグッドプロダクトだと思います。

――銅冶さんは学生時代にアメリカンフットボール部に所属していたが、当時からアシックスを好んでいたのだという。

私の足は扁平足なうえに甲高なので、昔からアシックスの靴が合うんです。この靴も履いた瞬間、アシックスらしさを感じました。クラシックな革靴のなかには、佇まいがいい反面履き心地の面で負担を感じるものがありますが、これは違う。今は小指が笑っています(笑)。

型押しのデザインもいいですね。スーツに合うのはもちろん、カジュアルなショーツの足元でもきっと違和感がない。何なら、この靴で結婚式だっていけそうです。完成度の高いデザインだなと感心します。

以前はたくさんの靴を所有していた時期もありましたが、今はなるべくオールマイティーに使える靴を重視する傾向にあります。このローファーはさまざまなスタイルに対応できるユーティリティ性があり、これからどんなファッションに合わせて履こうか、考えるだけでもワクワクしてきますね。常に挑戦心を持つ自分にフィットする一足です。

-Pick up Model-
ASICS Walking GEL-BIZシリーズ
GEL-BIZ RUGGED GTX 1231A304



ドレスからカジュアルまでボーダレスに履けるローファー。ソールに搭載された衝撃緩衝材fuzeGELがスニーカーのようなクッション性を生み出し、「ゴアテックス ファブリクス」をライニングに使用しているため雨の日でも難なく着用できる。「革に施された味わい深いシボが魅力的。合わせる服やスタイルを選ばず馴染んでくれるのは、この秀逸なデザインのおかげだと思います」(銅冶さん)。2万6950円/アシックスウォーキング(アシックス商事 0120-777-591)


「アシックスウォーキング」とは
1983年に誕生したアシックスウォーキング(ASICS Walking)。誕生時の理念は「健康と豊かな感性を持った人間性の回復」で、お客さまの足に合った靴をご提案することで歩く楽しさや喜びを感じてほしいという想いが込められている。アシックスのスポーツシューズの開発で培った技術を応用して、ビジネスからカジュアルまで履きやすさと歩きやすさを追求したシューズを提案している。



[問い合わせ]
アシックス商事
0120-777-591

山本 大=写真 早渕智之=文

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