欧州で絶好調なアルファ ロメオ初のコンパクトSUV
その名のとおりと言うべきか、ボディサイズは全長4195×全幅1780×全高1585㎜と、すこぶる取り回しのいいコンパクトさ。
ボディサイズはいわゆるBセグメント。同じステランティスグループのフィアット「600」と共通のボディプラットフォームを採用している
一方でアルファ ロメオらしいスタイリッシュな顔つきは健在で、欧州でスマッシュヒットを記録。とりわけ若いユーザーから支持を集めているというのも納得か。
フロントマスクには他モデルと同じく盾型のグリルを踏襲。リアのスタイリングは、スポーティな逆台形型のリア ウインドウと、テール部分を垂直に切り落としたような、アルファ ロメオ十八番の空力の高い“コーダ・トロンカ”を採用している。

パワーユニットは電動モーター×ターボエンジンのマイルドハイブリッドと、フル電動となるBEVの2方式。このあたりも実に「今どき」だ。
艶やかなスポーティさと、日本の道路事情に嬉しいコンパクトボディ。これまでアルファ ロメオが選択肢に入ってこなかった層にとっても、知れば知るほど気になるであろう要素が見事に形になっている。
3/3