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2025.10.07

ファッション

今年復活した「GDC」の特別仕様なデニムライン。熊谷隆志が語る“モノ作り”への想い

「GDC」デザイナー 熊谷隆志さん

「GDC」熊谷隆志さん


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10代の頃に初めて買ったファッションアイテムがリーバイス「501」だったこともあり、自分にとってデニムはファッションの原風景。特別な存在です。
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デニムを作るにあたって大事にしていることは、自分自身の過去の経験。例えばリーバイスやリーなど、オーセンティックなブランドは1950年代を中心としたヴィンテージのワークパンツをベースに作っています。

しかし、GDCでデニムを作る際はそういったアーカイブに加え、90〜2000年代に自分が好んではいていたさまざまなデニムのシルエットやディテールからもインスピレーションを得ています。

当時の空気感をデザインに落とし込んでいる点こそ、ほかのデニムブランドにはないGDCらしさなのかなと。
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今春、GDCを復活させましたが、プロダクトの製作に取りかかる際、まず思い浮かんだのがデニムでした。とはいえデニム人気の昨今、市場には膨大な数が出回っています。

普通に作っても埋もれてしまうと思い、今回はインラインとは別に特別仕様で作りました。「TOKYO」「LOS ANGELES」「LONDON」「ARIZONA」など、地名ごとにシルエットやデザインが異なるのが特徴。
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