
つま先が分けられたデザインが、どうしようもなくアイコニック。今年で発売30年目となる「エア リフト」だが、その人気は未だ衰えず。とりわけ夏場は我が物顔かつ涼しい顔でストリートを個性的に彩った。ってことで、そのスタイルを厳選してご紹介!
【写真10点】「ナイキ『エア リフト』が根強い人気!」の詳細を写真でチェック① 軽快な足元で黒一色を鮮やかに攻略!

Tシャツ=クーティープロダクションズ パンツ=ビームス シューズ=ナイキ 帽子=ニューエラ バッグ=ノーブランド 腕時計=カシオ
▶︎関さんのスナップをすべて見る関 浩史さん(43歳)夏場に限らず、オールシーズンで頼れるオールブラックの装い。そのキモも夏場に限らず、さまざまな黒の表情を用いて立体的に見せること、黒を平坦に見せないことにある。
となれば、素肌見せのエア リフトにとっては格好の見せ場。サンダルライクな軽量デザインゆえ、黒でも重く見えないのもポイント。ナチュラルにサマになる。


② 清涼感と清潔感を素足履きで両どり!

Tシャツ=ナサ パンツ=パタゴニア シューズ=ナイキ 眼鏡=オークリー バッグ=エストネーション
▶︎西野さんのスナップをすべて見る西野亮介さん(43歳)NASAとパタゴニア。異なるベクトルの“グレート・アメリカ”で、涼やかなブルーグラデーションを形成する。バッグの無造作な斜め掛けも、実に夏らしい雰囲気だ。
足元はそれらと対照的に、清々しいホワイトのエア リフトで。清涼感と清潔感、夏場に欠かせない好印象を素足履きで難なく叶える実力、あらためて感動に値する!


③ 配慮が行き届く丁寧なモノトーン

ブルゾン=コムデギャルソンオム Tシャツ=ユニクロ パンツ=エンジニアドガーメンツ サンダル=ナイキ 眼鏡=ギュパール バッグ=ルメール
▶︎田中さんのスナップをすべて見る田中浩幸さん (63歳)ラフに装ってもキマるモノトーンスタイルだが、田中さんのそれはとにかく丁寧な印象。サイジング、素材感の棲み分け、ギミックに富んだ小物選びなど、隅々まで配慮が行き届く。
エア リフトという“ヌケ”と“シメ”を兼ねた絶妙な選択も、グッドセンスを確信させるモノクロのシロモノ。自然体でラグジュアリーが薫る、こういう人にワタシはなりたい。って思うはず。


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足袋のような日本的ルックスながら、実はケニア人アスリートのために考案されたエア リフト。ちなみに、LIFT(揚力)ではなく、RIFT(亀裂)。アメリカ大陸を南北に走るグレート・リフト・バレーを表す。と、デザインも背景も“異色”な一足は今なお新鮮だ!