
今夏に限らず絶好調のブラックコーデに、列島が染まっている。その波はお隣、韓国でも顕著のようだ。ただし、日本のそれとは少々趣が異なる模様。そこで、これからの時季のヒントにもなりそうな3人の着こなしをピックアップ。ではどうぞ!
【写真12点】「ソウルで見つけたブラックコーデ3選」の詳細を写真でチェック① 基本を抑えた黒きデニム・オン・デニム

シャツ=フルカウント Tシャツ=アイモジーンアンドウィリー ベルト=サドラーズ デニム=リーバイス ブーツ=レッドウィング バッグ=グレゴリー 腕時計=カシオ 眼鏡=タートオプティカル リング=X010 リング2=トムウッド リング3=ネイティブアメリカンジュエリー
▶︎キムさんのスナップをすべて見るキム・ジェホンさん(32歳)チェックシャツ&デニムというベーシックな組み合わせを、黒のチカラでシュッと見せる。インナーも黒Tを選んで、さらっとタックイン。バッグも靴もオールブラックだ。
アイテムごとに黒の明度に差を付けて立体感を演出するなど、基本テクニックも抜かりなく。シルエットは気を衒わずジャストを心がけることで、色へのフォーカスが鋭さを増す。


② ブラックマスターの絶妙なバランス感覚たるや!

ジャケット、パンツ、シューズ=すべてPH3 インナー、サングラス=ともにヴィンテージ
▶︎オビワンさんのスナップをすべて見るオビワン・リーさん(34歳)全身黒に、黄色いサングラス。まるでどこぞの師範のようなブラックマスターは、着る服のシルエットも素材感も余裕たっぷり。凛として柔らか、大人の二面性を感じさせる。
インナーにはヴィンテージのヘンリーネックを仕込んで足元はドレッシーな革靴で締めるなど、バランス感覚も独特にして新鮮。参りました!


③ トレンド以上の説得力を与える、レトロモダンな千鳥格子

ジャケット、シャツ=ともにエンジニアド ガーメンツ デニム=リーバイス ブーツ=ブランドストーン 眼鏡=タートオプティカルアーネル リング=マムアトリエ
▶︎クさんのスナップをすべて見るク・グァンスさん(35歳)シャツを使ったデニム・オン・デニムが、ブラック合わせでいっそうフレッシュに。タックイン、マフラー使いといった粋な小技は、すぐ真似できそうで効果テキメンのお得Tipsだ。
仕上げに羽織ったジャケットで、あえて色味をハズすのもユニーク。レトロモダンな千鳥格子が、黒主体の着こなしにトレンド以上の説得力を与える。


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黒の玄人。ブラックマジシャン。いろんな呼び方でその手腕とセンスを褒め称えてきたけれど、黒が流行れば流行るほど、個性的に装う洒落者は問答無用に格好いい。年齢問わず、国籍も問わず、彼らの黒いスタイルを今後も追いかけたい所存!