海からゼロ距離の水上ヴィラに宿泊

今回、最初に訪れたのは「オーゼン・ライフ・マードゥー」。ヴェラナ国際空港からスピードボートに揺られること約45分。モルディブの南マーレ環礁に位置するこのリゾートに辿り着く。

島に近づくと、ホラ貝の音と太鼓が鳴り響き、ヤシの葉で編んだネックレスをかけてもらう。南国感たっぷりのおもてなしに、リゾートムードが一気に高まる。



滞在先は「ウィンドヴィラ」。桟橋に連なる水上の家は、海と空とを繋ぐような開放感にあふれている。



部屋に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは窓いっぱいに広がるターコイズブルーの海。冷えたウェルカムシャンパンも用意されている。美しい海を眺めつつグラスを傾ければ、多幸感に包まれるはず。



デッキに出れば、すぐそこに海が広がり、階段を降りればそのまま泳ぎにいける。まさに“海と地続き”。あまりに贅沢な距離感だ。




インテリアはコンテンポラリーでありながら南国らしい色彩が差し込まれていて、リラックスと高揚感が絶妙に混ざり合う。特に楕円形の大きなバスタブは印象的。窓の向こうに広がる水平線を眺めながら浸かれば、時間の流れがすっかり止まったような感覚に包まれる。リゾート滞在は数あれど、こんな体験はそうそうできないだろう。

また、このほかプライベートプール付きの水上ヴィラや、ビーチに面したヴィラも用意されている。海を望む爽快感を選ぶか、緑に包まれた隠れ家感を選ぶか。滞在スタイルに合わせて部屋を選べるのも、このリゾートの魅力のひとつだ。