いすゞエルフミオ スペースキャブ特別仕様車。下のシングルキャブよりシート後ろが広い。
▶「いすゞエルフミオ」を写真でチェック!日本の軽トラがアメリカ人に大人気だけど、彼らが、いや日本人も見落としている遊びの相棒がいる。普通車でいえば5ナンバーサイズのトラック(商用車なので軽トラ同様、4ナンバーサイズとなる)だ。
ちょうどトヨタのヴォクシーやノアくらいの大きさ、いや現行型のヴォクシーやノアは3ナンバーサイズ化しているから、それよりも日本の道をスイスイ走りやすい。
ひと回り大きいハイエースを趣味の足として使っている人にとっても、荷物をたっぷり積めるトラックだけに、魅力的なサイズじゃないだろうか。
いすゞエルフミオ・クロスコンセプト。荷台にハードカーゴ製ベースフレームが装着されている。
しかも、いすゞのエルフミオなら普通免許で乗れる。AT限定でも大丈夫。特に2017年3月12日の免許制度改正以降に取得した普通自動車運転免許でも運転できるというのが、ほかの小型トラックにはない魅力だ(OEMの日産アトラスを除く)。
そのエルフミオのアウトドア仕様コンセプトカーが、エルフミオ・クロスコンセプト。シングルキャブ(2人乗り)の荷台に取り付けられたハードカーゴ製ベースフレームに、ターフやツールボックス、ヤキマのウォータータンクなどを取り付けている。
奥のシングルキャブの荷台の長さは3120mm。手前のスペースキャブは荷台がキャブに食い込むカタチなので、キャブ下部分は3115mm、キャブの後ろは2820mmとなる。
荷台が汚れたらホースで水洗いできるから、遊び終わったギアも気兼ねなく積める。ミニバンやワンボックスカーより扱いが簡単だ。
シングルキャブだとシートがリクライニングできないし、キャビンにあまり荷物置けないからなあ、という人には、シートバック後ろにスペースのあるスペースキャブや、後席シートを備えた5人乗りのダブルキャブもある。
エルフミオ自体は既に販売されているが、ベースフレームはまだ販売未定。ただし市販化に向けて動いているようなので、近々朗報が聞けるかもしれない。
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