ここ数年の猛暑で、暑すぎて普通の旅行なんてもう無理……。そんな声があちこちから聞こえてくる。では実際、今年の夏休みはどうのようにして過ごすのか? その気になる実情を読者アンケートから調査してみた。
おおよそ800人からいただいた回答をここに厳選。気温が落ち着いた避暑地や設備の充実した屋内での過ごし方、そして涼やかにスポーツを満喫するアイディアまで、多彩なリアルが集まりました!

まず、如実に感じられたのが、意識の変化。暑さを我慢するのではなく、快適に過ごすために工夫をする。世の中の動向として、「夏=アクティブに外遊び!」という従来のイメージは、徐々に変わりつつある様子だ。
“自然“と“涼“を両得できる「避暑地」がやっぱり最適

当然、一日中外で遊ぶのは現実的ではない。「酷暑でも楽しく遊べるオススメのスポット」などについて聞いてみたところ、涼しく過ごせる「避暑地」という目線が頻出。
標高が高い山々や高原などが多く挙げられていた。
「長野県の『SORA terrace』がおすすめ。ロープウェイで雲の上まで登れて、タイミングが良ければ雲海が見られる。最近、『SORAへ登る螺旋階段』という新スポットも誕生。写真映えもバッチリ」。(32歳女性・会社員)
「奈良県吉野郡天川村にある旧小学校を利用した『てんかわ天和の里』に、子供達を連れてBBQや川遊びをしたいと考えている。帰りには鍾乳洞へ行って涼みたい」。(38歳女性・医療関係者)
「あまり教えたくないが……『秩父華厳の滝』は快適。数少ない滝つぼに入れる場所で、水がとにかく冷たい。近所に日帰り温泉もあるし、超穴場」。(48歳男性・経営者/役員)
「栃木県日光市にある『日光江戸村』。江戸の街並みを再現したテーマパークで、都心よりも気温が低く、涼しい山間部に位置しているのが魅力。近くには『日光東照宮』や『華厳の滝』など自然観光地も多い」。(30歳男性・会社員)
気温が上がっても、変わらず夏キブンを味わえる。そんな名スポットが多数挙げられた。避暑地を訪れること自体、夏休みの定番ではるが、そのありがたみを改めて感じた次第。
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