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“裏原”カルチャーへの傾倒、そして上京


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高校から大学時代にかけては“裏原”カルチャーにどっぷり。アンダーカバーやエイプといったブランドに傾倒し、「ジョニオさん(高橋 盾氏)の元で働きたい」と強く思っていたという。

「大学卒業後、とにかく東京に出ました。あてもなかったけど、行けば何とかなると思って。アンダーカバーの青山店に履歴書を持って行ったけど『募集してない』って即断られました(笑)」。


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生活費を稼ぐために派遣会社に登録し、紹介されたのがユナイテッドアローズ グリーンレーベルでのバックヤード業務。

「そこから“やる気がある”と現場責任者が評価してくれて、原宿メンズ館のオープン時に呼ばれ、その後プレス担当者となりました」。



ユナイテッドアローズでの経験を通して、リーバイスへの見方が大きく変わった。

「最初に買ったのは501だったけど、別に“定番だから”という理由で選んだわけじゃなかったんです。当時のストリートって“王道を避ける”空気がありましたし。でも、ユナイテッドアローズでトラッドに触れて、リーバイスの奥深さに気づかされました」。
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