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2025.08.17

ファッション

「教養としてのリーバイス」を学んだ経営者が今夏ヘビロテする別注モデル、550、スタプレ……


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ファッション業界では、比較的早くからスタイルに目覚めた人物が多い。ブランドやショップのプロモーションを手掛ける「EYE OFFICE」代表の岩井信太朗さんも、そのひとりだ。ただし彼の場合、アメカジや古着にどっぷりハマってきたというよりも、もっと広い視野でファッションに触れてきた。

彼がリーバイスを知ったのは、心酔というよりも「教養」として。幼い頃からトップメゾンに触れてきた経験と、そこに生まれた冷静な目線が、リーバイスを“自由に楽しむ”ことを可能にしている。

【写真26点】「経営者が夏にヘビロテするリーバイス3本」の詳細を写真でチェック
紹介してくれたのは……

岩井信太朗(いわい・しんたろう)●ユナイテッドアローズ、ビューティ&ユース ユナイテッドアローズなどのPRを歴任。その後独立し、2025年2月に国内外のファッション、ライフスタイルブランドなど、プロモーションを手がけるEYE OFFICEを設立する。

幼少期からラグジュアリーに囲まれていた少年時代

兵庫県で育った岩井さんの父親は商社マン。フェンディやブルガリ、ディオールといった名だたるヨーロッパブランドを扱い、日本と海外を行き来する生活を送っていた。そんな家庭環境に育った岩井さんは、自然とファッションに興味を持つようになる。
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「小学生の頃は、父がイタリア出張から帰るたびに何かしら土産を買ってきてくれました。アルマーニのジーンズをはかされていたんですけど、当時はまったくうれしくなかった(笑)。でも、今思えばその体験がファッションへの入り口だったんでしょうね。父が選んだものは“良いもの”という意識が刷り込まれていた気がします」。



ファッションへの興味が一気に加速したのは中学2年のとき。きっかけは、塾の大学生講師だった。

「ミッキーのリンガーTに白いリーバイスを合わせていて、めちゃくちゃカッコよかったんですよ。彼に影響されて、501のホワイトを買いました。そのときはリーバイスなんて知らなかったし、逆にアルマーニの方が馴染み深かったくらいだったんですけど(笑)」。

ただし、当時はあくまで“リーバイス=定番”という刷り込みの範囲内。靴はナイキ、ジーンズはリーバイスという程度の感覚だった。


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