OCEANS

SHARE

advertisement
  1. トップ
  2. からだ
  3. 加齢で疲れやすい…原因は「マグネシウム」だった!医学博士の推薦食材はワカメ、大豆、ナッツ……

2025.08.18

からだ

加齢で疲れやすい…原因は「マグネシウム」だった!医学博士の推薦食材はワカメ、大豆、ナッツ……

shutterstock

shutterstock


▶︎すべての写真を見る
advertisement

なんだか最近、疲れが抜けない。朝、ベッドから起き上がるのもしんどい……。そんな“夏のダルさ”に悩んでいる人、多いんじゃないだろうか?

しかも体のキレが悪くなって、肌ツヤもイマイチ。鏡を見るたびに“オジ化”がじわじわ進行してるような気がしてならない。

そうしたさまざまな不調には「マグネシウム」が一役買ってくれるかも。疲れ知らずの体を手に入れるヒントを、西洋医学・アーユルヴェーダ・栄養療法に精通するドクター、御川安仁(みかわやすひと)先生に聞く!
話を聞いたのはこの人!
御川 安仁(みかわ やすひと)さん●ナチュラルアート クリニック院長、統合医療・栄養療法医師、医学博士。岡山大学医学部卒業後、緊急時に対応できる医師になると決意し、災害医療に対応できる科であった岡山大学麻酔・蘇生学教室に入局。東日本大震災では、災害派遣医療チーム(DMAT)のチームリーダーとして出動。国立国際医療研究センター救急部 臨床研修指導医、川口市立医療センター救命救急センター 医長、愛宕病院ER-救急蘇生センター救急部長などを歴任。2005年より「病気にならないようにする、できるだけ薬を使わずに治療する」ために補完代替医療を学び、2015年に開院。「自己回復力」を高め、病気にならない体をつくるための医療を続けている。『体が勝手に元気になる だる消しスープ』(アスコム)など著書多数。

御川 安仁(みかわ やすひと)さん●ナチュラルアート クリニック院長、統合医療・栄養療法医師、医学博士。岡山大学医学部卒業後、緊急時に対応できる医師になると決意し、災害医療に対応できる科であった岡山大学麻酔・蘇生学教室に入局。東日本大震災では、災害派遣医療チーム(DMAT)のチームリーダーとして出動。国立国際医療研究センター救急部 臨床研修指導医、川口市立医療センター救命救急センター 医長、愛宕病院ER-救急蘇生センター救急部長などを歴任。2005年より「病気にならないようにする、できるだけ薬を使わずに治療する」ために補完代替医療を学び、2015年に開院。「自己回復力」を高め、病気にならない体をつくるための医療を続けている。『体が勝手に元気になる だる消しスープ』(アスコム)など著書多数。


ミトコンドリアを活性化させて生命力アップ!

shutterstock

shutterstock


――連日の猛暑で体がなんとなく重だるい、寝ても疲れが抜けないという声をよく聞きます。 
advertisement

その症状、まさに“夏バテ”の代表例ですね。こうした体のダルさの原因として、「ミトコンドリアの機能低下」が考えられます。

ミトコンドリアは、私たちの体の赤血球を除くほぼすべての細胞の中に存在している小器官で、エネルギー源を生成することから“エネルギー工場”とも言われています。このミトコンドリアは加齢とともに数が減少し、働きも低下してしまうので、年を重ねるにつれ、疲れやすくなるというわけです。

――年齢を重ねるほど疲れやすくなるのも、そのせいだったんですね……。

さらに加齢だけでなく、食生活の乱れや運動不足など、生活習慣によってもミトコンドリアの数や活動量は低下します。つまり、これらを改善できればミトコンドリアは活性化し、夏バテ知らずのエネルギッシュな体を手にすることができるのです。そのカギを握るのが「マグネシウム」です。
2/3

次の記事を読み込んでいます。