“今年の黒”は「素材とトーン」で奥行きを

2024年のスタイル。
シャツ、カットソー、パンツ=コモリ サンダル=フットワークス 腕時計=ロレックス バッグ=アエタ
中川直樹さん / 49歳「長年変わらない」という黒好きは継続しつつ、今年は素材とトーンに変化をつけて更新。シャリ感のあるリネンシャツ、落ち感のあるヘンプパンツで“柔らかい黒”を追求したという。
インナーはウール天竺のノースリーブを仕込み、全身ブラックでも涼しさを得られる素材選びが光る。


「黒は素材やトーンの差で楽しむ」をモットーとし、単色ながらも立体感を上手に演出。またシャツのフロントを開けたり、袖を捲ったり、シンプルなコーディネイトに絶妙なニュアンスを作り出した。
「ずっと好きだからこそ、黒という枠の中で変化をつけるのが面白い」。その言葉に説得力あり。
3/3