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2025.07.21

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短命や老化の原因!45歳以上の約25%が「リンの摂りすぎ」。専門家が勧める“減リン生活”とは

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最近なんだか疲れやすい。同年代より老けて見られる。夜中に何度もトイレで目が覚める……。それって、もしかすると「腎臓が弱っている」ことが原因かも。
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血液をきれいにしたり、尿を排出したり、ホルモンを分泌したり、いわば“健康管理人的役割”を担っている臓器が腎臓である。その腎機能が弱ると、健康な日常を送れず日常生活に支障をきたすだけでなく、人工透析や腎移植が必要になることも。

そんな危機を回避するカギとなるのが「リンの摂取を減らすこと」。

今回は老化に関わるリンの過剰摂取をやめることで腎機能を高め、余分なリンをいかに排出するか。こうした“減リン生活”のコツを、「リンと老化の関係」を長年研究してきた自治医科大学教授の黒尾誠先生に聞いた。
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話を聞いたのはこの人!
黒尾 誠先生●自治医科大学 分子病態治療研究センターミネラル代謝研究部 客員教授。1985年に東京大学医学部医学科卒業。東京大学第三内科で循環器グループに所属。1991年に学位取得後、高血圧モデルマウスの開発を目指し、国立精神神経センターでマウスの遺伝子操作の実験中に偶然、老化が加速する突然変異マウスを発見し、老化抑制遺伝子Klothoを同定した。1998年にテキサス大学サウスウェスタンメディカルセンター病理学の助教授として渡米(テキサス州ダラス)。2006年に准教授、2012年に教授。2013年に日本へ帰国し、現職。この間、一貫して「Klotho欠損マウスはなぜ早く老いるのか」という疑問に答えるために研究を続けている。『名医が教える 腎機能を自分で高める本』など著書多数

黒尾 誠先生●自治医科大学 分子病態治療研究センターミネラル代謝研究部 客員教授。1985年に東京大学医学部医学科卒業。東京大学第三内科で循環器グループに所属。1991年に学位取得後、高血圧モデルマウスの開発を目指し、国立精神神経センターでマウスの遺伝子操作の実験中に偶然、老化が加速する突然変異マウスを発見し、老化抑制遺伝子Klothoを同定した。1998年にテキサス大学サウスウェスタンメディカルセンター病理学の助教授として渡米(テキサス州ダラス)。2006年に准教授、2012年に教授。2013年に日本へ帰国し、現職。この間、一貫して「Klotho欠損マウスはなぜ早く老いるのか」という疑問に答えるために研究を続けている。『名医が教える 腎機能を自分で高める本』など著書多数


腎機能を高めることが老化を減速させる!

──まず、腎臓とはどのような働きをする臓器なのでしょうか? 

腎臓と聞くと、心臓や肺、腸などに比べて地味な印象を受けるかもしれません。ですが、腎臓は“健康管理人”と呼ばれるぐらい非常に大切な役割を担っているのです。

腎臓の主な役割は4つあります。

①老廃物をろ過し、血液をきれいに保つ。
②尿を作り、体内の不要物を排出する。
③血液成分を調整し、体内の環境を一定に保つ。
④必要時に応じて、ホルモンを分泌する。

この4つの機能からわかるように、腎臓は体に不要な物を排出し、血液の成分を一定に保つ役割がありますので、“管理人”のような臓器といえるのです。

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ですから、こうした腎機能が、不摂生や加齢などにより低下すると、頻尿に悩まされたり、疲れを感じやすくなることも。さらに悪化すると健康寿命が左右される事態になると言って過言ではないでしょう。

また新たな遺伝子の発見により、「リン」こそが老化を加速させることを突き止めました。そのリンを排出するのが腎臓というわけで、腎機能を高めて、体内の不要なリンを排出することが老化を減速させるためには重要となります。
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