「キーを持って車に近づくだけで、ステップボードが開いて、ドアノブもせせり出てくる。しかもホワイトに近い内装色も相まって、走り出す前から気分がアガります。車重3t弱ながら出力があるので走りはノンストレス」。
まさに“どこでも主役”級のサイズ感。実際に乗るとどうですか?
「見た目の迫力に負けず、走りも堂々としています。この個体は最上級仕様の“オートバイオグラフィー”。お値段、なんと1736万円」。
聞いただけで手汗が。オプション込みなら2000万円超!


「クリーンなデザインは個人的に大好きです。外装の色も絶妙だし、内装の明るさも心地いい。ラグジュアリーって、こういうことなんだなと実感します」。
そういえば安東さん、以前はレンジローバーに乗ってましたよね?
「はい。ヴェラールに乗ってました。同じような顔つきではありますが、今回のレンジローバー スポーツはさらに車格が上になり、より重厚で洗練された印象です」。
「この高級感がたまらないなぁ。お金かかってますよこれ、金属も使ってますし。おそらくロールス・ロイスを除いて、車史上いちばん高価なハンドルグリップなんじゃないかな。アタッシェケースにもそのまま付けられそう(笑)。高級感をディテールでもしっかりと表現している。ラグジュアリーブランドたる矜持を感じますね」。
この心臓部は3L直6ターボ+モーター。バッテリー容量は約38.2kWhで、モーターだけで約110kmも走れるらしいですよ。
「実際に今日も、バッテリー残量が少ない状態からスタートしたんですが、それでもモーターだけで25km走れました。静かで、加速もスムーズ。
乗り心地が良すぎて、助手席に乗った編集担当Aさんも、Sカメラマンも思わずウトウトしてましたよね(笑)」。
え、バレてました……。なんだかお尻が熱くて思わずウトウトしてしまいました。確かにこの静かさ、快適すぎて。でも操作系はちょっとクセがあるとか?
3/5