
「“太い”は正義」……と言わんばかりに、今やパンツのシルエットはワイドが主流。“犬も歩けば棒に当たる”ならぬ、“街を歩けばワイドパンツに当たる”。そんな時代だ。
しかし、ことデニムに関しては少し風向きが変わりつつある。それは「細シルエットの再ブーム」。今改めて新鮮な細デニムはなぜ洒落者たちに選ばれているのか。その理由を3人のデニムスタイルから紐解いていきたい。
【写真7点】「 細デニムが再ブレイクしている理由」の詳細を写真でチェック ① 大人見えに寄与する細いデニム選び

Tシャツ=ユナイテッドアスレ デニム=リーバイス シューズ=ジェイエムウエストン 帽子=ロレール 眼鏡=ゾフ バッグ=エルエルビーン 腕時計=カシオ ブレスレット=ニール
▶︎鴫原さんのスナップをすべて見る鴫原一穂さん(31歳)勝手ながら、この称号を捧げたい。彼は「大人デニムマスター」だ。ワークなデニムをとことんクリーンにはきこなした好例である。
大人見えする理由はいくつかある。まずは、だらしなさゼロの“細デニム”選び。そして裾は軽快なくるぶし丈にロールアップ。ジェイエムウエストンのコインローファーという合わせもハイセンスだ。
ホワイトのカットソー、首元を飾るスカーフ……。細部も上品に仕上げれば、大人の理想的なデニムスタイルが一丁上がり!
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