
丁寧に誠実に。そんな服作りを実践しているアパレルブランドが日本には数多く存在する。感度の高い大人たちこそ、ジャパンブランドのこだわりぬいた服にゾッコンなのだ。
エンジニアド ガーメンツ、エンノイ、グラフペーパー。ここではファンの多い3ブランドを厳選し、洗練されたリアルコーデを見ていこう。スタイルに深みを加える、その“正解”とは?
【写真7点】「街角の大人たちが選んだ注目の“日本ブランド”」の詳細を写真でチェック ① ミリタリーテイストをフレッシュにアップデートする赤ショーツ

シャツ=古着 Tシャツ=マウンテンリサーチ パンツ=エンジニアドガーメンツ シューズ=エンジニアドガーメンツ×キーン 帽子=アディダス 眼鏡=ニードルズ バッグ=ビームス 腕時計=ネクサスセブン バングル、リング=ともに不明
▶︎ワタナベさんのスナップをすべて見るワタナベタカシさん(45歳)アメリカ軍の作業着をルーツに持つファティーグシャツを取り入れたミリタリーテイスト。古着ならではのヤレ感が装いに“味”を加える。
とはいえワタナベさんのコーディネイトは、いわゆる“コテコテのミリタリールック”とは一線を画す。その決め手となっているのが、エンジニアド ガーメンツのショーツだ。鮮やかな赤で染め上げられた一着が、全体の印象を一気にフレッシュにしているのだ。
ミリタリーというベースを、自分流にアレンジした上級者ならではの着こなしである。
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