革とコーデュロイのオリジナルシート

そして、最もカスタムに時間をかけたというのが、内装だ。
「納車には7カ月かかりました。デリカ人気がすごいのもありますが、そこまで時間がかかったのは内装のシートにこだわったからです。自分でパソコンを使ってデザインして、センタースクエアさんにPDFを送って……。あーだこーだやりとりをして全部の願いをお伝えしました」。


それがこちら。こんなの見たことない、と思わせるほど垢抜けたシート。よく見ると、黒い革とコーデュロイ生地が切り替えられている。
「僕は昔からコーデュロイが好きだから、このデザインにしました。バイク乗りなんで、ライダースジャケットのベルトループみたいなデザインも取り入れています。時間をかけた甲斐がありました」。

微に入り細に入り、納車されたばかりのデリカは土山さんの「好き」の結晶そのもの。カスタムした内容は全部で35カ所にも上り、一切の妥協がない。
「納車の日は、電車とバスを乗り継いで名古屋まで取りに行きました。もう心臓バクバクで、ここ数年で一番興奮しましたね。前の日は全然寝れなかったです(笑)。
センタースクエアさんに到着したら、ズラっと15台くらいのデリカが並んでいました。でもすぐに『自分のはこれだ!』ってわかりましたよ。寸分の狂いなく、100%イメージ通りでした」。
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