
この先、50代、60代へと、どんな大人になっていくのだろう? そのあるべき姿を示唆するかのように、街角で目を引いたとある3名。
年齢を重ねていくうちに連れ増していく大人の渋み、そして、ファッションを楽しむという純粋な気持ち。きっと、この2つの要素が、彼らの素敵な容姿に直結しているのだと思う。
題して、レジェンドに学ぶ、夏のコーディネイト術。なんせ、経験がものを言うのだから。その目利きの効いたテクニックをご覧いただきたい。
【写真10点】「『こんな大人が理想』を体現した3人のレジェンド。初夏の街角で目を引いたコーデ術をスナップで」の詳細を写真でチェック ① ヘアまでもものにした、グレー使いの達人

シャツ=ミー パンツ=エンジニアド ガーメンツ シューズ=フェイト 眼鏡=ゲルノットリンドナー 腕時計=IWC ネックレス=ラループ バングル=ハートマン
▶︎岡田さんのスナップをすべて見る岡田さん(65歳)清潔感のあるロマンスグレーのヘアに、呼応するかのように合わせたグレーのスラックスが非常にお似合い。足元のアクセントになったガムソールも、いい抜け感だ。
オープンカラーの白シャツできっちり装いつつも、どことなく漂うストリートなマインドは、ファッションを素直に楽しむ、そんな心の表れなのかもしれない。我々が描く理想のスタイルは、きっとこういうことではないだろうか。

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