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“理想のアスリート像”は、ピュアであること。


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――渡邉選手が考える「アスリートとしての理想形」とは?

渡邉 理想というと少し堅いですが、自分が大切にしているのは“ピュア”であることです。アスリートである以前に、人として素直で、誠実であること。これがすべてのベースになると思っています。

たとえば、“好きなことを好きと言える”こと。“やりたくないことを無理にやらない”こと。一見わがままに見えるかもしれませんが、それを貫くには、日々の積み重ねや努力が必要なんです。
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でも、その努力を誰かに見せつけようとは思っていません。栄養管理もトレーニングも、誰かのためじゃなく自分のためにやっている。アスリートの世界って結果がすべて。だからこそ、見えない部分にこそ本当の価値があると思っています。



――結果がすべてだからこそ、見えない部分に価値がある。

渡邉 日本人初のNBAプレイヤーでもある、チームメイトの田臥勇太選手のすごいところって、“バスケが純粋に好き”という姿勢をずっと持ち続けているところなんです。

どれだけ年齢を重ねても、若い頃の楽しい、もっと上手くなりたいという気持ちを忘れない。それがあるからこそ自然と練習するし、悔しさをバネにまた挑戦できる。それが長く続けられる秘訣なんじゃないかと思っています。

どんなにキャリアを重ねても、最初の気持ちを持ち続けること。それが僕にとっての理想です。



――すみません、思わず聞き入ってしまい。今日はありがとうございました!

渡邉 ありがとうございました。また、宇都宮に来てくださいね! 今度はアポありでお願いしますよ!



渡邉 裕規
1988年3月22日生まれ、神奈川県出身。身長180cm、体重80kg。青山学院大学卒業後、2010年にパナソニックトライアンズでプロ入り。2013年からリンク栃木ブレックス(現・宇都宮ブレックス)に移籍し、以降長年にわたりチームを支えるベテランガードとして活躍。

巧みなゲームコントロールと3ポイントシュートで“ムードメーカー”かつ“流れを変える男”として信頼を集め、ブレックスのBリーグ優勝(2016-17、2021-22、2024-25)3度に貢献。個性あふれるプレースタイルでファンにも親しまれている。

また、2011年ユニバーシアード、2012年FIBAアジアカップ、2014年ウィリアム・ジョーンズカップ、2015年Atlas Challengeなどで日本代表としてもプレーした経験を持つ。
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佐藤ゆたか=写真 池田鉄平=取材・文

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