
場所は、元木材屋。改装するために抜いた天井に走る板材は剥き出しのまま活かされ、かつての名残を感じさせる。
そんな空間の店内には、ラムダンの最上級カジュアルウェアブランド「DIE DREI BERGE(ディ・ドライベーグ)」をはじめ、1960〜70年代の書籍やカウンターカルチャーマガジンを扱う古書店「THE RADICAL MEDIA ARCHIVES(ザ ラディカル メディア アーカイヴズ)」など多彩なアイテムが並ぶ。

一見、何の脈絡もないように感じるそれらの共通項をひと言で表すならば「ほかでは買えないモノ」である。


福井・鯖江で職人と作ったアイウェア、山形で編んだ異常なほどにヘビーなニット。各国の山の稜線を描いたラグにシルバーのカラビナなど、何かと「効率化」が謳われる現代では考えられないほどの「手間」を詰め込んだプロダクトたちは、まさに、“欲しい”からといって簡単に量産できないモノばかり。
しかも、ファッションにおけるシーズン性は無視。というスタンスもまた、カウンターカルチャー的で格好いい。

ちなみに、3月に日本でリリースして即売となった「PORTER(ポーター)」とのコラボレーションバッグは、オープンを記念して2型を再販……したものの、早くも品薄となっている。




ルイ・ヴィトンなど多くのラグジュアリーブランドを擁する「LVMH(エルブイエムエイチ)」ベルナール・アルノー会長に「世界でもっとも美しいショップをつくる男」と絶賛されるラムダンによる「WSCS」世界2号店。
今は1階のみの運営だが、今後は2階も3階もオープンしていくとのこと。
今後のプロセスも含めて楽しみたいショップである。