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完全な海の脱炭素化は、次世代でも難しい

インドネシアやタイで行うマングローブ植林などの環境活動も含め、ヤマハはマルチウェイで脱炭素化に取り組む。

インドネシアやタイで行うマングローブ植林などの環境活動も含め、ヤマハはマルチウェイで脱炭素化に取り組む。


船舶のEV化は始まったばかりといえるのだ。では、海のカーボンニュートラルはいつ実現するのだろうか。
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「次世代でも、難しいかもしれないですね。たとえば、4ストロークのエンジンの船外機が一般的な今の時代でも、アフリカや南米などの新興国では、排気ガスが多く環境負荷の高い2ストローク製を使っているところが少なくありません。

その背景には、構造が複雑な4ストロークを整備する人材が乏しいことや、盗難防止の観点から持ち帰りやすい2ストロークの軽量さが好まれる状況があります。

いまだに4ストロークが行き届いていない状況が世界にはあり、さらに電化に際してインフラ整備の必要性もあることを思うと……相当先の未来でも、海を航行する船舶すべてを脱炭素化するのは容易いことではないと、そのように感じています」。
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1955年創業、60年にマリン事業へ参入したヤマハは、同分野における世界的なリーディングカンパニー。現在もボート、ヨット、船外機、水上オートバイ、舶用などのマリンプロダクツを手掛け、かつボートレンタル事業など普及活動も行う企業姿勢はオンリーワン。

1955年創業、60年にマリン事業へ参入したヤマハは、同分野における世界的なリーディングカンパニー。現在もボート、ヨット、船外機、水上オートバイ、舶用などのマリンプロダクツを手掛け、かつボートレンタル事業など普及活動も行う企業姿勢はオンリーワン。


それでもヤマハは、そのときがいつ訪れてもいいように準備をしていく。その姿勢はマリン業界を牽引するトップランナーの矜持といっていい。

展開する事業を見れば、漁船やクルーズ船、プレジャーボートといった多様な船に、水上オートバイ、船舶用のエンジン等を製造。

全国140カ所ほどのマリーナでボートを借りられるレンタル事業「ヤマハマリンクラブ・シースタイル」を展開するなどソフト面の充実も見られるが、そのような企業は唯一無二だ。

文字どおりの比類なき総合マリンメーカー。それゆえ海のカーボンニュートラル実現は使命なのである。


OCEANS 6月「トレンドよりも、スタイルを。」号から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック

ヤマハ発動機、森滝 進=写真 小山内 隆=編集・文

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