板 茂が手がけたブルーオーシャン・ドームではOCEANSも参画し、イベント開催!
特に前者のSDGsに高い関心を抱くのはOCEANSも同じだ。小誌は創刊以来、海とともにある暮らしを理想とし、豊かな人生を切り開くヒントとしてのファッション、カルチャー、ライフスタイルを取材をとおして紹介してきた。
海のある暮らしの実践がウェルビーイングな人生だと思うからこその姿勢であり、だからSDGsの目標14に掲げられる「海の豊かさを守ろう」の達成に少しでも貢献したい。
そして今回、大阪・関西万博に参加するという具体的なアクションを行うことになった。海の蘇生をテーマとするパビリオン「ブルーオーシャン・ドーム」で、9月8日(月)〜14日(日)の1週間にわたりスペシャル企画を展開することになったのだ(内容の詳細は後日発表)。
同じくこのドームでは「海ごみ」「生物多様性」「ブルーカーボン」「未来海上モビリティ」「アートと海」「漁師体験」などをテーマとする講演や体験学習といった多様なイベントが常時開催。
パビリオン スポンサーのサラヤや、「紙の技術で海の環境を守る」取り組みを紹介するレンゴーをはじめとする企業によるプロジェクト、大量の海ごみが漂着する対馬市(長崎県)が蓄積してきた知見を共有する「対馬ウィーク」ほか、海好きならぜひ触れたいコンテンツが続々と登場する。
LVMHがパートナーを務めるフランス パビリオン。©Louis Vuitton
また、さまざまなブランドも大阪・関西万博への共感を表明している。
LVMHは、「愛の讃歌」をテーマとするフランス パビリオンのメインパートナーに。ルイ・ヴィトンをはじめとするメゾンが、卓越した職人技と創造性を讃える常設展示と特別展示を展開する。
一例としてルイ・ヴィトンは、建築家・重松象平とのコラボレーションのもと、日本とクラフツマンシップへのオマージュを捧げた展示を展開。
アトリエの音が鼓動のように広がる84個のトランクを配したライブラリー空間を創造し、卓越した職人技を讃える。また別空間ではアーティスト・真鍋大度が映像作品を手掛けるなど、日仏の幻想的な共創が見られる。
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