朝食から夜食まで、舌鼓を打つ幸せ
朝食ビュッフェの人気者は、焼きたてのあんぱんとふわふわのオムレツ。これを楽しみに訪れるお客さんが多い。
船上での楽しみのひとつが料理だ。「飛鳥II」には、絶対に外せない必食の名物がいくつかある。
朝食で欠かせないのが、焼きたてオムレツ。ふわふわ&とろとろ食感もさることながら、ケチャップで描かれるアートが、朝からテンションを一気に上げてくれる。
今回のクルーズ限定で、「ブルーノート東京」をテーマに音符を描いたケチャップアートも。
さらに、この日は「ブルーノート東京」とのコラボで、音符デザインが描かれたオムレツを楽しめるという特別演出も用意された。オムレツと一緒に味わう名物のあんぱんも絶妙な食感で最高。モチっとしたハリのある生地に、優しい甘さのこし餡がたっぷり詰まっていて、心が温まる美味しさだ。
「リドガーデン」にて注文が可能。午後3時を過ぎると、このミニハンバーガーを目当てにお客さんが集まり始める。
昼食後に待っているのが、人気のドライカレーバーガーだ。スパイシーなキーマカレーをトッピングしたビーフ100%のパティはものすごくジューシー。旨味とともに肉汁が溢れ出し、カリッと香ばしいフランスパン風のバンズとの相性も絶妙だ。
「雲丹と春人参 トマトの雫」。穂紫蘇の葉が華やかに散りばめられている。
夜は、日本人の味覚に馴染む洋食のコース料理を堪能した。満腹感に包まれながらも、「もう一度食べたい!」と思わず願わずにはいられないほど、どの皿も魅力的だった。
一緒に食事をしていた広報やスタッフも、そのクオリティには驚いたようだ。自然と笑みをこぼしているのが見て取れる。洋上という特別な環境下で、食材を余すことなく使い切る。その“勿体無い精神”の哲学も深く伝わってきた。
例えば、穂紫蘇の葉を使った料理では、茎を別の一皿で活用し、さらにそのエッセンスを他の料理にも見事に加えていた。その巧妙さと繊細さにはただただ驚かされるばかりである。
食事を終えた後、総料理長が温かい笑顔で見送ってくれた。
総料理長の得意とする“味変”もまた魅力のひとつ。ソースや付け合わせを巧みに駆使するそのスタイルは、毎回新しい発見があり、最後まで飽きることなく楽しめた。
2日間、彼の料理をいただいたが、今こうして記事をまとめている今も、当時の料理の記憶が鮮明に蘇ってくる。心から満たされるひとときだった。そう改めて実感する。
7/8