「Y-3」のコーチジャケットは、やっぱり圧巻!
気持ちのいい吹き抜けを頭上に臨みながら、エスカレーターで地下一階へ。向かった先は「Y-3」。かの山本耀司さんがクリエイティブ・ディレクターを務める、アディダスブランドの異端児的存在だ。
「靴も服も、やはりY-3には圧倒的なデザイン力があります。クセが強いのは確かだけれど、それってコーディネイトしやすさにもつながる。同じブランドで合わせれば自然とキマるというか、実はスタイルが作りやすいんです」。
元・サッカー少年の血が騒ぐのか、Y-3のサッカー日本代表ユニフォームもひと通りチェックするタネさん。そんななか、「個人的に今ハマっている」というコーチジャケットを手に取った。
「2018年シーズンのリバイバルデザインらしいですが、背中のグラフィックがユニーク。ブランドの但し書きをあえてデリートして、“説明不要”な魅力を主張している。ブラックのコットンサテン地も、高級感があって気持ちいい!」。
SHOP:Y-3 本館B1F 03-6455-5503ITEM:ジャケット6万9300円 プライベートでも親交の深い「デンハム」でデニム探し
続いては、オーシャンズ本誌でもお馴染みの“盟友”、根岸洋明さん率いる「デンハム」で気分なデニムを探す。

手に取ったのは、ムラ感のあるジンバブエコットンだけを使ったライトオンスデニムのセットアップ。さらっとした着用感にカラダが踊り、軽やかなペイントに目が奪われる。
「薄手で軽い。暑い季節のデニムとして満点の出来です。独特のアタリもいいし、汚れを気にせずに品良くはけるという点でも大人の満足度を高めてくれます」。

と高く評価する一方、「でも、デンハムってデニム以外も面白い。モノづくりへの誠意とこだわりが凄いから。今はイタリアのテンシーともコラボしていて、そちらもぜひご覧いただければ。実は僕も絡んでます(笑)」なんて具合に、“自己アピール”も忘れなかった。
SHOP:デンハム 本館B1F 03-6434-9045ITEM:ジャケット6万9300円、パンツ6万1600円 4/6