現存車は4台しかないと言われている「A220」(手前の車)の代わりに、彼らがベースとして選んだのは、現在新車が手に入る「アルピーヌA110」だ。
ロングテールの煌びやかな流麗さと、筋骨隆々なギリシャ彫刻に通じる、ショートテールの端正な美しさ。
彼らはAGTZツインテールを「ガレージに収まる彫刻作品」と謳う。
0-100km/hは5秒未満、最高速度は250km/h超とアナウンスされている。
ここまで美しさにこだわった理由について、ラ・スクアドラの創業者であるヤクブ・ピエトラザックは「(フェラーリやパガーニ、ケーにセグといったスーパーカーを求める顧客は)街中では目にすることができない何かを求めている人々、芸術的な視点から車を見ている人々です」。
ロングテールバージョンでの全長は4799mm、ショートテールバージョンは4305mm。
同じ目線で車を見ている人は、日本にも少なからずいるはず。もちろん(!?)限定19台は既に完売しているらしいが、もし65万ユーロ(約1億円)を持てあましているなら、日本語バージョンホームページから問い合わせできるので、「もう1台作ってくれない?」と尋ねてみてはいかがだろう。
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