
ライフスタイルの充実を試みる同志たちならば「ロイヤル コペンハーゲン」の名はご存知に違いない。
1775年にデンマークはコペンハーゲンにて誕生し、今年で250周年というアニバーサリーを迎える陶磁器ブランドにおける名門中の名門だ。
この由緒ある同社が実は、我々オーシャンズにとって非常に親近感を感じられる物作りを実践しているという。
早速、最新作をチェックしながら、ロイヤル コペンハーゲンのテーブルウェアについて掘り下げていこう。
ブルーラインがモダンな「モチーフ」は、料理との相性バツグン

創業250年と聞くと、その格式の高さに思わず身構えてしまうかもしれないが、ブランドの核となるイメージカラーは我々の大好物である「ブルー」。このあたりから、海と青を愛するオーシャンズとしては気になってしまうのだ。
東洋の青磁からの影響を色濃く受けたコバルトブルーと、高い焼成技術がもたらす透き通るような白とのコントラストによって、料理の彩りをいっそうみずみずしく見せてくれるロイヤル コペンハーゲン。
とりわけ最新の「モチーフ」コレクションは、ブルーのラインによるグラフィカルなデザインで、よりモダンな印象を高めている。
「ディッシュ トライアングル」23×23cm 1万9800円/ロイヤル コペンハーゲン ROYALCOPENHAGEN.JP
例えばこちら。本誌連載「ミウラメシ」でも腕前を振るうマーシーさんが手掛けた料理たちも、ご覧のとおりの出来栄えに。
ラムのグリルを盛り付けた、三角形が個性的な「ディッシュ トライアングル」には、メイン料理はもちろん、ワンプレート的にも楽しめる使い勝手の良さも魅力だ。
「オーバルディッシュ」23.5×15㎝ 1万6500円、「スタイルカップ」260ml 各1万6500円/ロイヤル コペンハーゲン ROYALCOPENHAGEN.JP
また「オーバルディッシュ」に「スタイルカップ」を組みあわせれば、スモークサーモンのピンチョス&ポタージュスープが素敵なブレックファーストセットに。
ブルーラインのグラフィックで統一された「モチーフ」コレクションのデザインは、単品使用だけでなく、アイデアひとつで活用法が広がるのも利点である。モダンな柄&多彩な商品展開により、料理の盛り付け方を考えるだけでいつものメニューが俄然楽しくなる。
クラシカルなディッシュ類だと、料理の形式や用途にルールがありそうで少し敬遠してしまうかもしれないが、モダンでフレッシュな「モチーフ」コレクションなら、クリエイティブなクッキングライフにもよく似合い、自由なアイデアが生まれてきそうだ。
伝統に安住せずに、新たなチャレンジを続ける姿勢にも感銘 2/4