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iPhone 16eとiPhone 16の違いを徹底比較


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それでは、iPhone 16eとiPhone 16の違いを比較していきます。

① バッテリー持続時間の違い



実は、iPhone 16eの方がiPhone 16よりもバッテリー持続時間が長いというメリットがあります。
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メーカー発表によると、iPhone 16eはビデオ再生で最大26時間。iPhone 16は最大22時間なので、約4時間長く持ちます。

これは、iPhone 16eに初めて搭載された「Apple C1モデム」という、Appleが独自に設計した通信チップによるものです。

Apple C1モデムは、現時点ではiPhone 16eにのみ搭載されており、他のiPhone 16シリーズには搭載されていません。チップの採用により電力効率が高まり、バッテリーがより長持ちするようになりました。

② カメラ機能の違い

性能の最も大きな違いは、カメラ機能です。iPhone 16には超広角カメラが追加され、通常撮影の約2倍広い範囲を撮影できますが、iPhone 16eに搭載されているのは、メインカメラひとつのみ。

例えば、大人数での集合写真や、旅先で出会った壮大な景色を1枚に収めたいときに、全員がフレームに入りきらなかったり、少し後ろに下がって撮らないといけません。

また、iPhone 16はマクロ撮影に対応していますが、iPhone 16eは対応していません。マクロ撮影とは、被写体に近距離で近づいても鮮明に撮影できる機能です。

こうしてみると、iPhone 16の方が優れているようにも思えますが、通常の撮影には、iPhone 16eの性能で十分だったりします。

というのも、iPhone 16eとiPhone 16ともに4800万画素の高解像度センサーを搭載しているので、メインカメラでの撮影画質には大きな差はありません。一般的な写真撮影であれば、iPhone 16eでも十分に美しい写真撮影ができると思います。

③ カメラコントロールの有無



iPhone 16には、iPhoneカメラを素早く起動する「カメラコントロール」が搭載されていますが、iPhone 16eにはありません。

この機能は、半押しするとピントを合わせ、全押しすると撮影に入るという、デジタルカメラのような操作をします。それ以外にもズーム倍率を切り替えたり、明るさの調整などができます。

ただし、iPhone 16eにはサイドに「アクションボタン」が搭載されており、ここにカメラ機能を設定すれば、長押しでカメラを起動できます。

そうした機能を利用すれば、物理的な差は少なくなります。思わず撮りたくなる瞬間を逃さないために、どちらのモデルも一瞬でカメラを起動できるわけです。
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