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まだまだあります、こってり大阪味

ROLLS ROYCE GHOST×URBAN AUTOMOTIVE/bond OSAKA。フルカーボンのフロント&リアバンパーに、カーボンサイドスカート、カーボントランクスポイラーといったエアロキットが備えられています。

ROLLS ROYCE GHOST×URBAN AUTOMOTIVE/bond OSAKA。フルカーボンのフロント&リアバンパーに、カーボンサイドスカート、カーボントランクスポイラーといったエアロキットが備えられています。


大阪は、ロールスロイスに対しても容赦はしません。ただでさえ威圧感のあるゴーストに、さらに激辛スパイスをかけて、ピリリと仕上げています。19インチから24インチにアップした足元も決まってます。
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こんなんが、バックミラーに現れたらどうします!?

何千万円もする車に何百万もかけて、マジックカーペットと評されるロールスロイスの雲上の乗り心地を悪くさせ、さらに燃費も悪化させるんです。

でもいいんです。考えちゃダメなんです。
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すべては見た目が命なんです!!

メルセデス・ベンツ Gクラス/MID WHEELS。この車の見所は、ズバリ、ホイールです。

メルセデス・ベンツ Gクラス/MID WHEELS。この車の見所は、ズバリ、ホイールです。


ゲレンデ(W463A Gクラス)も、もうやることないんじゃないかというくらい、行ききってます。その隙間にやってきたのがホイールのカーボンリムです。

カーボンって、軽くて強度もある素材だから、本来はレースとかに使われています。それがいつの頃からか、ワンポイントで入れるファッションアイテムになり、とうとう、ホイールのリムにまで入るようになっちゃいました。

さらにアルミの、この造形です。昭和のBBSのホイールに憧れていたころが懐かしい。

技術が凄く進歩してるんです。最近はどの純正アルミホイールでも、相当凝った形状をしています。だからさらに難しい形状のホイールを作らないと高いお金を払って純正から社外ホイールに交換する意味がないんです。

しかし、デザインがほぼ時計です。俺は明らかに純正じゃない拘りのこんなカッコいいホイールに変えているんだぜ!と言わなくても、マウントを取るために何百万円ものお金を出して買うんです。いいでしょ、この無駄。すごい素敵です。

それが自己主張なんです。自己主張こそカスタム=他人との差別化です。

ただでさえ、リムのガリ傷って落ち込みますが、カーボンにガリ傷付けたら……。掃除も大変そうな造形ですね(笑)。

ただでさえ、リムのガリ傷って落ち込みますが、カーボンにガリ傷付けたら……。掃除も大変そうな造形ですね(笑)。


エスアンドカンパニー  ランボルギーニ レヴエルト/S&COMPANY

エスアンドカンパニー ランボルギーニ レヴエルト/S&COMPANY


無駄と言えば、僕もやりました。ランボルギーニのV12気筒を積んだ最新モデル、レヴエルト。出たばっかりの新車を、別に車高とか落とさなくてもいいのに、ペタペタに落としたし、ホイールも変えなくても良いのに鍛造ホイールに交換して、色もとりあえずツヤ消しにして、サイドにはラッピングでよく分からないラインなんかも入れちゃってみました。

以上が、大阪オートメッセイのリポートです。東京との味の違いがおわかりいただけたでしょうか。

ニューモデルもここまでやるのはお店のチカラをアピールするためと、自己満足と自己主張の究極の形がショーに出して沢山の人に見てもらうためなんですね。

今回、大阪オートメッセ会場を見て回って思ったのは、関西のカスタムカーショーは過激で目立ってなんぼ!が全面に出ていてめちゃくちゃ面白いってこと。

来年もぜひ参加したいと思います!

籠島康弘=文

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