
我が子の成長に目を細めるオトーチャンたちはきっと、昔ほどファッションに対して身構えることも、背伸びすることもなくなっただろう。手にするアイテムは、自分をよく見せるための服というより、むしろ自分らしくいられる服。
名は体を表すかのごとく、あらゆる大人の自由なマインドとスタイルを後押しするジーユー。そのパンツは、我々の日常を支えるに足る素養を秘めているかもしれない。そんな仮説を確信に変える、街のイケてるパパたちの着こなしをどうぞ。
【写真8点】「40代の“パパパンツ”」の詳細を写真でチェック ① スポーツカジュアルと街との調和を図るブラック

ジャケット=ナンガ パーカ=サブポップ パンツ=ジーユー スニーカー=ニューバランス サングラス=オリバーピープルズ
▶︎鈴木さんのスナップをすべて見る鈴木章博さん(48歳)構えず着られて楽チン。そのうえ機動力も担保する。活発なOCEANS世代にとってスポーツカジュアルの隆盛はまさに渡りに船。キモは単なる“運動着”と差別化を図り、街との一体感をどう高められるかにかかっている。そこで鈴木さんは、ブラック、そしてジーユーに活路を見出した。
シャリ感のあるブルゾンにパーカのアクティブな組み合わせも、黒でまとめることでどこかモードな空気。色味を合わせたジーユーのパンツは腰回りにゆとりをとりながらレッグラインをすっきりさせたモダンな一本だ。
上下ジャージーのダラっとした姿なら家族も眉をしかめるだろうが、これならきっとみんな笑顔でいられる。
2/3