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30代で実感したブラックデニムの心強さ


30代になった現在は、ブラックデニムの魅力も再認識しているという。それに気付くきっかけとなったのがシルバータブの1本だ。




「ウォッシュドのかかったインディゴブルーだと、どうしてもアメリカ感が出る。もちろんそれも魅力的ですが、大人っぽく見せたいときに重宝するのが黒い1本です」。


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「このデニムはジップフライ。ボタンフライもいいですが、そこまでこだわる必要はないなって。もともと鞄作りに携わっていたので、どこかでジップは格好いいと刷り込まれているのかもしれませんね。ジップの太さを変えるだけで印象は変わりますから。誰に話してもいまいち伝わらないんですが(笑)」。




群雄割拠のデニムシーン。幾多のブランドがあるなかでも絶対的王者として君臨するリーバイス。年代によって価値観は違っても、やはり存在感は偉大。それを改めて実感した次第。

佐藤ゆたか=写真 菊地 亮=取材・文

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