あらゆる角度からラグジュアリーを追究した、オーシャンズの25年4月号。我々の暮らしやスタイルに欠かせないホンモノを見分けるためのキーワードをもとに、“本当のラグジュアリーとは何か”を探った。
そのキーワードのひとつに「カルチャーを知って着る」を挙げたが、ここで紹介するポロ ラルフ ローレン フォー ロンハーマンの「オックスフォード キャンプシャツ」も、この春夏に見逃せないラグジュアリーアイテムとしてピックアップすべき一枚だ。
シンプルデザインの中に垣間見える、歴史とカルチャー
こちらのオックスフォード キャンプシャツ、ポロ ラルフ ローレンの普遍的で上質なアイテムにロンハーマンらしい洗練されたアプローチが加わった、まさに両者ならではの別注企画。
2万5300円/ポロ ラルフ ローレン フォー ロンハーマン(ロンハーマン 0120-008-752)
ストリートの人気服にもなったキャンプシャツは、これまで数多くのブランドが手掛けてきた。なかでもポロ ラルフ ローレンのそれは90年代、アメリカのスケーターやBボーイたちが好み、時を経た今なお熱狂的なコレクターを抱えるほど。
そんな背景をもつ一枚を、シルエットは90年代当時のようなゆとりあるクラシックフィットに、そしてバックヨークにプリーツを入れるなどして、ボディから裾にかけて描くシルエットにロンハーマンがとことんこだわったという。
一方で素材はラルフのキャンプシャツには珍しい、オーガニックコットンのオックスフォード生地に変更。アイビー・プレッピースタイルのアイコンであるシャツの定番生地を使っているのだから、品良く見えるのもうなずける。
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