EXILE TAKAHIRO●1984年、長崎県出身。2006年に「VOCAL BATTLE AUDITION」で優勝し、EXILEに加入。現在はEXILEのヴォーカルのほか、ソロアーティストとしても活動中。故郷である長崎県佐世保市には米海軍佐世保基地があることから、幼少期よりアメカジや古着に親しみがあった。
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すべての写真を見るEXILE TAKAHIROさんは、リスペクトを込めてベルベルジン 藤原 裕さんのこと“変態”と称する。
その知識の深さはもちろん、純粋すぎるほどの真っすぐさや、“好き”を発信し続ける格好良さなど。
藤原さんの魅力を、たっぷりと語ってもらった。
デニムの魅力を共有し、楽しんでいることが格好いい

両サイド部分には、ビッグサイズの証しであるハギがついているリーバイス 507XX。ほぼワンウォッシュという美しい状態。
ユタカさんと初めてお会いしたのは15年くらい前。誕生日プレゼントとしてLDHの役員からリーバイス501XXをもらってからヴィンテージにどハマリし、その人から『ベルベルジンなら間違いない』と言われ、数週間後に訪れたのが最初です。
僕がはいていたデニムを見るなり『あれ!? そのデニム、先日常連さまにお売りしたものじゃないかな……』って。事情を説明し、そこから仲良くさせていただいています。
TAKAHIROさん私物「リーバイス S501XX WWⅡ」。ユタカさんと出会い、ヴィンテージデニムにハマりかけていた頃、思い切って購入したという大戦モデル。TAKAHIROさんにとって一生モノ。
やっぱりヴィンテージに関する知識はもちろん、デニム愛は変態ですよね(笑)。これはリスペクトを込めて。
あと、なによりユタカさん自身が、楽しんでいるということがすごく格好いい。

TAKAHIROさん私物「リーバイス 506XX 1947」。Tバックではないものの、かなりのビッグサイズ。メリハリのきいたインディゴの色落ちもお気に入り。
TAKAHIROさん私物「リーバイス 507XX」。レザーパッチもしっかりと残存しているなど、限りなくデッドストックに近いセカンド。しかも両サイド部分には、42インチ以上のビッグシルエットの個体にのみ付いている接(は)ぎが入る貴重なタイプだ。
好きなことって、仕事になるといろんな人が関わったりしがらみがあるぶん、純粋に楽しくやるわけにもいかなくなるじゃないですか。
でもユタカさんはそういう姿を微塵も見せず、それどころか自分の好きなヴィンテージデニムの魅力を、僕らにも共有してくれて。
TAKAHIROさん私物「40s オールインワン」。真っ紺状態というコンディション抜群の一本。
ユタカさん自身がすごく楽しそうに“好き”を発信してくれることで、そのハッピーな空気感が相手にも伝わるんでしょうね。
だからユタカさんに会うと、みんなデニムが欲しくなるし、ユタカさんのことが好きになるのだと思います。
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