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​​好きで選んだアイテムが、結果的にサステナブル

「気取らない海辺では、キメずにキマるこんなコーデがいいね」。ニット5万9400円、カットソー1万5400円、デニムショーツ6万1600円/ディーゼル(ディーゼル ジャパン 0120-55-1978)


「この時勢ですから、環境へ配慮されたデニムが、社会的に果たす役割は大きいと思います」とマーシーさんが語るとおり、デニムにおける選択肢において「サステナブルか否か」は大きな要素だという。



ディーゼルの「リハブ」コレクションは、スペイン有数のテキスタイルメーカーとの共同開発で生み出した素材がベースとなっており、大きくふたつの特徴を兼ね備えているのだ。

まず、全商品においてリサイクル繊維の100%使用。ここには、一部ディーゼルの工場から生まれる廃棄物も使用しているという点で、より自社の物作りに対する配慮が感じられる。

そして、革新的なインディゴ染めであるドライインディゴ®︎テクノロジーにより、水、化学薬品、エネルギーの消費を大幅削減。製造時の環境へのインパクトを最小限にとどめた。

フロントポケットにパッチがついたワークな仕立てのショーツ。


マーシーさんが着用したのは、軽やかなデニムショーツ。サマーニットを合わせて大人のショーツスタイルに。

「サステナブルなアイテムでも、普段から楽しんでいるディーゼルの高いデザイン性がそのまま楽しめる。好きなアイテムを選ぶことが自然とSDGsに繋がっているのもいいですね」。

自らも海辺では、片手で拾える程度のゴミを持ち帰る「ワンハンド・ビーチクリーン」を実践中。サステナビリティを実践しながら海を愛するマーシーさんも、「リハブ」の精神に共鳴しきりだ。
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ブランドの理念に共感する

「ノーフコーデとしても使えそう!」。デニムジャケット8万8000円、シャツ6万1600円、カットソー1万4300円、デニムパンツ7万2600円、スニーカー5万5000円、サングラス2万8820円/ディーゼル(ディーゼル ジャパン 0120-55-1978)


海辺に暮らし、畑仕事にも精を出す。そんなライフスタイルを自ら「サーフ&ノーフ(農夫)」と命名し、楽しんでいるマーシーさん。

「海も畑も自然が相手。なので、自分の思いどおりにはいきません。でもそこに身を委ね、向き合いながら、喜びを享受できる。こうした暮らしをしていると、人間は、いかに自然の恩恵を受けながら生かされているのかと感じます」。

マーシーさんがディーゼルを好むのは「堅苦しくない、FUNマインドを感じるから」だという。



実際、ディーゼルは、2020年1月より「レスポンシブル・リビング」と銘打った、サステナブル戦略を打ち出し、素材の原材料に限らず、工場やサプライヤー、輸送方法など事業に関わるすべての要素において、責任ある選択を目指している。

「リハブ」コレクションの登場もその一環。2025年春夏のミラノコレクションでは、廃棄デニムを敷き詰めたランウェイでも話題を呼んだほど。

「自然を愛する僕たちにとって、環境を守るのは大きなアクション。ディーゼルもそうした精神を忘れていない点に共感できますし、何より、それを四角四面に実行するというより、楽しみながら、ライフスタイルに落とし込む点にも共感できますね」。

色落ち加工後にステッチをほぐして、色の変化をつけたサイドの仕上げに遊び心もたっぷり。


「サイドのステッチをほぐして切り替えのように見せるデザイン性も面白いですね。ディーゼルらしさがつまった一本だと思います」。

フライトジャケット風のデニムブルゾンに合わせ、アメカジライクに着こなしたマーシーさん。農地への往来など、精力的な「ノーフ(農夫)」活動にも、ディーゼルのデニムは欠かせないそう。
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