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ダントツでまずかったのは「カブトムシ」

そんな野食系YouTuberのちーとんさんをして「これはまずかった」という野食を教えてもらった。

「それはもうダントツでカブトムシですね。いやアンモニア臭くて『これはもう食べられないな』と(笑)。あとジャンボタニシの卵。あれもダメですね~。逆に蛇はおいしいですよ。セミもおいしいんですけど、じつは食べるのに抵抗がある時期もありました」

セミは家業の町工場の経営が苦しく、家計の状況もよくないというときに食料として食べることを決意し、食べたら意外とおいしかったそうだ。


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最後にチャンネルのこれからの展望を聞いてみた。

林を開拓し「大人の秘密基地」を作るのが夢

「山まではいかないですけど、林を買ってそこで自分の秘密基地をどんどん作っていきたいですね。子どものころの夢をかなえる感じですかね」

流行りのキャンプなどカッコイイものではなく、純粋に林の中でいろいろ遊びたい。これこそがちーとんさんのチャンネルが本当に楽しい理由だろう。

子どものころは力も道具もなくできなかったことが、いまはできる。

それをまるっと動画にしてしまおうというのが、この秘密基地プロジェクトだ。

ちーとんさんのYouTuberとしての活動はまだ道半ば。これからもっと野食系YouTuberとしての本領が発揮されるだろう。これからの動画も楽しみだ。

*この記事の前半:「ザリガニを食べる」"野食系YouTuber"の意外すぎる正体

子どもたちもちーとんさんの秘密基地を作るのを手伝っている(写真:ちーとんさん提供)ちーとんさんは妻や子どもたち、これからも家族と一緒にYouTubeを作り続ける(写真: ちーとんさん提供)

子どもたちもちーとんさんの秘密基地を作るのを手伝っている(写真:ちーとんさん提供)ちーとんさんは妻や子どもたち、これからも家族と一緒にYouTubeを作り続ける(写真: ちーとんさん提供)

松原大輔=文
東洋経済オンライン=記事提供

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