トヨタGRで雪山トリップに行きたくなるワケ

GRは、モータースポーツで培った技術を市販車に落とし込むトヨタのスポーツカーブランド。その核となるのが「GR-FOUR」と呼ばれる4輪駆動システムだ。

レース用車両から得られた知見を活かし、路面状況に応じて前後輪へのトルク配分を最適化。これにより、雪道での安定性と操作性を高次元で両立している。

各車輪への駆動力をコントロールする技術を搭載しているため、雪道での運転が初心者でも安心。それでいて、スポーツカーならではの爽快な走りも楽しめる。旋回中の車両安全性向上に注力し、雪道に不慣れなドライバーでも安心して運転できる性能を追求した。



特に注目すべきは、前後ショックアブソーバーに装備されたリバウンド側で作動するスプリングを内蔵した点だ。このスプリングが旋回時の車体の傾きを抑え、タイヤの路面への接地力を最適化することで、カーブでの車両安定性を格段に向上させている。



一見すると、サーキットでの走行を想定していないドライバーにとって、GRの持つ高性能は「オーバースペック」に映るかもしれない。しかし、その余剰とも思える性能は、一般道での走行においては大きなアドバンテージとなる。



それは安心感というかたちで私たちの運転をサポートし、より高い安全性というかたちで日常のドライビングをバックアップしてくれる。つまり、GRの持つ「オーバースペック」は、実は私たちの運転に大きな余裕＝「懐の深さ」をもたらしているのだ。

だから、雪道でも安心して運転できるGRは雪山トリップに打ってワケ。