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2025.03.16

ファッション

キャプテン サンシャインが重視する“ファブリック”の真髄「良い素材だからこそ趣豊かに育つ」

キャプテン サンシャイン 児島晋輔さん

キャプテン サンシャイン 児島晋輔さん。


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雑誌の編集者からキャリアをスタートしたので、服全体のエディトリアルをとても慎重に行います。

ジャンルや国、年代を問わずメンズファッションのあらゆる要素を深掘りして、それらを取捨選択しながら組み合わせたり、削ぎ落としたり、置き換えたりして新しいプロダクトにまとめ上げる。なかでも若い頃から好きということもあって、古いものからインスピレーションを得ることが多いですね。

とはいえ、目指しているのはレプリカではないし、わかりやすく再現することもしません。むしろヴィンテージの匂いを消し去る。そんなクリエイションを意識しています。

ですから、デザインやディテール、シルエット、素材をオマージュしているものの、まったく違うカタチやクリーンに落とし込むことがほとんどです。
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飲食店などで使われていたフランスのワークジャケットを、サマーウール×和紙糸のギャバジンでアップデート。暖かい時季に快適な一着に。7万2000円/キャプテン サンシャイン 03-6277-2193

飲食店などで使われていたフランスのワークジャケットを、サマーウール×和紙糸のギャバジンでアップデート。暖かい時季に快適な一着に。7万2000円/キャプテン サンシャイン 03-6277-2193


かつてはスルーしていた古着が、後々になって気になることも少なくありません。たとえば最近では、以前は興味のなかった1980年代が新鮮に映る。

当時の原料や製法を研究して、実際に生産を担っていた年配の職人さんからも話を伺い、そうして得た学びをキャプテン サンシャイン流に編集しています。
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