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2025.03.15

ファッション

エイトンが情熱を注ぐ“生地作り”の根源「最も大切なのは人との出会いです」

エイトン 久﨑康晴さん

エイトン 久﨑康晴さん。


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エイトンを立ち上げたのは2016年。以前はアパレルメーカーで20年ほどテキスタイル開発を担当し、複数のブランドでディレクターを務めてきました。

素材に興味を持ち始めたのはさらに昔、高校時代まで遡ります。当時からファッションが好きで、古着を購入すると「素材や色がこうだったら、もっと格好いいのに」と思うことがありました。

ならばと、それを解体して型紙を起こし、生地を買ってきて自分で縫うようになった。これが原点です。

オリジナルのサマーウール素材は、爽やかなドライタッチで肌離れが良く、風通しも抜群。しかもシワになりにくく、ストレッチ性も備える。4万9500円エイトン(エイトン青山 03-6427-6335)

オリジナルのサマーウール素材は、爽やかなドライタッチで肌離れが良く、風通しも抜群。しかもシワになりにくく、ストレッチ性も備える。4万9500円/エイトン(エイトン青山 03-6427-6335)


生地作りにおいて最も大切なのは人との出会いです。国内外の各産地には豊富な知識と経験を持つ博士レベルの生産者がいます。
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カシミヤ、シルク、ウールだったりとそれぞれに博士はいらっしゃいますが、皆さん70〜80代の大ベテランばかり。彼らに話を伺い、教えを乞いながら現在では絶えてしまった製法を復活させたり、新しいテキスタイルを生み出す手掛かりを得ています。
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