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2025.03.14

ファッション

ノンネイティブが“色”に規格外のこだわりを持つワケ「ロゴの代わりに色彩を目印にした」

ノンネイティブ 藤井隆行さん

ノンネイティブ 藤井隆行さん。


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色を強く意識した洋服作りは、デザイナーになった当初から。

自分がノンネイティブに加入した2001年当時、東京にはブラックを打ち出す若手ブランドが台頭していました。それらとの差別化を図るべく、我々はブラックを避けてネイビーを提案。

さらにメンズのカジュアルウェアは、ミリタリー、ワーク、スポーツに由来するアイテムがほとんどを占めます。好まれるカラーもブラック、ネイビー、オリーブ、ベージュといった具合に幅が狭いので、シンプルなデザインでは似たり寄ったりになりやすい。

ポリエステル素材のウェザークロスを用いたシリーズは、軽量な着心地を楽しめるうえ、シワにもなりにくく洗濯機洗いもOK。7万2380円/ノンネイティブ ショップ 03-5990-4720

ポリエステル素材のウェザークロスを用いたシリーズは、軽量な着心地を楽しめるうえ、シワにもなりにくく洗濯機洗いもOK。7万2380円/ノンネイティブ(ノンネイティブ ショップ 03-5990-4720)


違いをアピールする方法として、ロゴやグラフィック、アイコンを入れるのが常套手段ですが、僕はワンポイントすら嫌だった。だから代わりに色彩を目印にしたんです。いつしかそれが、ノンネイティブの個性になった。
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その時々のブランドの気分やムードを如実に表すのが色であり、それはシーズンごとに変化します。ですから毎回の商品企画は、基本的に色ありき。これが決まらないと素材選びやデザインなど次に進めません。
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